
格安SIMを使えば、大手キャリアよりもはるかに安い金額でスマホの使用(ネット通信)が可能となります。格安SIMとは何ぞ?って方はまず下記をご覧下さい。
▶︎▶︎参考記事:格安SIMとは何なのか?大手キャリアで回線契約は古い!
しかし格安SIMってそもそもデータ通信のみを想定して作られたサービスなので、音声機能(通話)がないところがあるんですよね。
またあったとしても音声機能付きSIMの場合はべらぼうに高くなる・・。ってことも珍しくありません。
10/18追記
どうも、勇太です。この記事を書いたのはまだ格安SIMが世に出て1年程度。まだまだ世間の人が知らない状況で書いていました。
しかし今は違いますよね。mineoやY!mobile,FREETELなどのMVNOが続々とCMを流している状況から、大手キャリア組はどんどんと格安SIMに乗り換えています。
つまりお得なのは変わりません。というか、そればかりか増々格安SIMが有利な状況へと変わっていきました。
例えば、上記で書いている「格安SIMは、データ通信専用で音声通話がないところがある」という文言。確かに、今でも音声通話SIMを取り扱わないMVNOはあるものの人気どころはほぼ取り扱っているのが現状です。
また、当時格安SIMの最大の弱点であった通話料が高い!という点も改善されつつあり、Y!mobile等の格安SIMであれば月々の料金を抑えながら、通話も安く済むことが可能です。
▶︎▶︎参考記事:通話料も抑えることが可能なY!mobileを使ってみたのでレビュー
言わば進化し続けているんですね。まぁ、そういった点を考慮して当時の記事をご覧下さい。
現代においてはLINEなどのアプリによる『通話』が普及しているので、絶対にないと困るというまではありませんが、やはり仕事などでまだまだ使わなければならないという方も多いでしょう。
そこで今回はデータ通信と音声機能(通話)の両方を満たしたMVNO(格安SIM)を3つ紹介します。音声を付けても非常にリーズナブルでコスパ最強のMVNO(格安SIM)です。
データ通信に強い UQ mobile
- データ高速+音声通話プラン(3GB)…1,680円/月
- データ無制限+音声通話プラン…2,680円/月
※SMS機能は無料オプション
UQ mobileの強みはダントツの通信速度と膨大なデータ容量です。格安SIM全体で最速どころか、大手キャリアの通信速度を凌ぐ速さを誇ります。
他の高速通信サービスでは、時間帯によって速度がまちまちで不安定なことがありますが、UQ mobileは全ての時間帯で安定していると言えます。
スマホで動画を頻繁に再生する・長時間ブラウザゲームをするといったヘビーユーザーには無制限プランが特におすすめです。
10/18追記
再び登場勇太です。まずUQ mobileですが、今2016年の10月の時点でも間違いなく上位にくる格安SIMです。また通信速度一点から見れば1番ではないでしょうか。
大手キャリアとほとんど変わらないと思っていただければオッケーです。ちなみに下記の記事にて、その事についてレビューしているのでUQ mobileが気になる方はご覧下さい。
▶︎▶︎参考記事:UQ mobileを使ってみたが、通信速度はスゴい!
ただ、プランの数が未だに少ない(3GBまたは無制限)という点と、au回線しかないという点は相変わらずマイナスポイントになるでしょう。
なのでドコモやソフトバンクからの乗り換えの方は気をつけてください。また、SIMフリー端末であっても周波数帯が合っていないと使えないので、そこも注意しなくてはなりません。
もしも、今持っている端末がUQ mobileで使えるか分からない!という方はご気軽にお問い合わせください。
しかし、一点気をつけていただきたい箇所がありまして、それが無制限プランの通信速度が500kbpsだという点です。
確かにUQmobileは通信速度が速く、データ無制限のプランがあり、お得感が高いのですが、残念ながら500kbpsという速度は動画を見たり、サイトを開く際にかなりのストレスを感じるレベルと言えます。
その点をキチンと把握した上で契約しましょうね。
また、その他データ通信に関して便利な機能が3つあります。
- データの繰り越し
- ターボ機能
- データチャージ
まず、2015年11月からは月をまたいでのデータの繰り越しが可能になりました。月内に上限容量を使い切れなかった場合でも無駄のない運用が出来るのです。
次に、「ターボ機能」の存在です。
これは高速通信と低速通信を専用サイトから自由に切り替えることが出来るもので、使用頻度にあわせて容量の節約が可能になります。
最後に「データチャージ」です。
データ容量の上限まで使い切ってしまった時に、追加容量を購入することで高速通信が可能になるものです。料金は100MBが200円、500MBが500円となっており、それぞれ90日間有効です。
その他のメリットとして、MNP(他社からの番号移行)に関するものがあります。
MNPを行うと、通常は申し込みをした時点で今までのスマホは使用できなくなり、2~3日後に届くSIMカードを挿入するまでは再開できなくなりますが、UQ mobileはこのタイムラグが存在しません。
UQ mobileにおいて、今までのスマホは契約直後ではなく、契約から1週間後に使用不可となります。その間にSIMカードが届くので、不便になる時間が存在しません。
データ関係の快適さにとどまらず、乗り換えにありがちなストレスにも配慮が行き届いているサービスです。
▶︎▶︎参考記事:2GBでなんと月々980円(税抜)~!【UQモバイル】
通話に強い BIGLOBE SIM
- BIGLOBE SIMについて詳しくチェック
- ライトSプラン(6GB)…2,160円/月
- 12ギガプラン(12GB)…3,400円/月
※SMS機能は120円/月 ※初月無料
BIGLOBE SIMの強みは通話です。
通常一般的な格安SIMの通話料金はおおよそ20円/30秒と、大手キャリアと変わりませんが、大手キャリアのように、かけ放題プランや同じキャリア同士の通話無料といったサービスがありません。
従って、大手キャリアのような感覚で長時間電話をしてしまうと、料金が大変なことになってしまいます。この問題を解決出来るのがBIGLOBE SIMです。
BIGLOBE SIMには「BIGLOBEでんわ」というサービスがあります。
これは専用のアプリ経由で電話をかけると、通話料を半分以下に抑えることが出来るというサービスです(通常:20円/30秒+税→BIGLOBEでんわ適用:10円/30秒・非課税)。
サービスの導入は無料かつ、特別な申請の必要もなくアプリをインストールするのみです(Android・iOS対応)。
更に長時間の利用をしたい方の為に、「BIGLOBEでんわ 通話パック60」という、1時間分の通話を650円で購入できるオプションもあります。
BIGLOBEでんわの1時間分の通話料金は1,200円ですので、約半額と非常にお得です。
10/18追記
安定の追記にやって参りました。まずBIGLOBEの通話に関しての他との優位性ですが、正直なところ2016年の10月現在ではそこまでかな?という印象を持っています。
理由は簡単で。アプリ経由での通話料減額というのは、既にmineo等、そこら中の格安SIMで行われているためです。
またBIGLOBE以上に通話に強い格安SIMも出てきました。私がおすすめするのは下記の2つなので、とりあえずココでは言わず、気になった場合だけご覧あれ。では。
▶︎▶︎参考記事:通話に強い!もしもシークスを契約してみたのでレビューします
▶︎▶︎参考記事:他MVNOよりも少し高いY!mobileの秀でている点を紹介
通話以外の強みとしては、Wi-Fiスポットの多さを挙げることが出来ます。
全国約80,000か所のスポットを自由に選択でき、更に上記の2プランであれば、1ライセンスを無料で利用することが出来ます(通常は1ライセンス250円/月です)。
また、上記の2プランを2016年5月31日までに契約すると、最大3カ月間、月額料金 が無料となります。まさに今が旬の格安SIMなのです。
▶︎▶︎参考記事:「BIGLOBE SIM」月額料金がお安くなりました♪
特典が強い 楽天モバイル
- 楽天モバイルについて詳しくチェック
- 通話SIMベーシック(200kbps)…1,250円/月
- 通話SIM3.1GBプラン…1,600円/月
※SMS機能は120円/月 ※初月無料
楽天モバイルの強みは特典・キャンペーンが充実していることです。まず、通話SIMを契約すると、楽天市場でもらえる楽天ポイントが以降ずっと2倍となります。
以前は特定のキャンペーン期間中の契約についての特典でしたが、現在はいつ契約しても適用されます。楽天市場をよく利用するという方には特にメリットが大きいものです。
次に、SIMと端末の同時購入キャンペーンです。2016年5月16日まで、通話SIMと端末の同時購入で楽天ポイントを2000ポイント付与されます。
前述の楽天ポイント2倍の特典と合わせて更にお得となります。
10/18追記
楽天モバイルに関しても追記で言うべきことがあります。これは特に見てほしいので、もしも楽天モバイルを考えている方がいれば必ずチェックしてください。
まずポイント制度などメリットが多いというのは変わらずそうです。楽天カードやクレジット、そして楽天市場などを多用する方には本当に便利でお得だと思われます。
私も先日、楽天ポイントで旅行に行ったので、そういった点は非常に評価していますよ。
ただですね。SIMとしての機能は非常に悪いのではないかという情報が多々当サイトに寄せられるんですね。
最初、楽天モバイルを試した時はそこまで感じなかったので何か変わったのかと思いスタッフも契約してみました。この時の記録が下記の記事です。
▶︎▶︎参考記事:楽天モバイルの通信速度がクソ過ぎた!これが実態です
タイトルから煽りのように思われるかもしれませんが、そうではなく。マジで使い勝手悪かったです。
使い勝手というのは通信速度一点から述べているので、勘違いしてもらいたくないのですが、そうであってもSIMの役目の9割は通信の安定性と速度じゃないですか。
その点がまぁダメだったんですよ。本当、表面上の数値よりも遥か下にあったのは間違いありません。
もちろん、私の住んでいる地域等も考慮しなくてはなりませんが、そこまで田舎でもないですし、東京に住んでいる人でも変わらず、私みたいに使いにくくなっている事が想定されますね。
理由は割と簡単で、恐らく回線のパンクでしょう。想定以上に利用者が増えてしまい、補強がなされる前にユーザーが通信を使うものだから「全く繋がらない」という事態になっているのだと予想します。
とりあえず、この点。
楽天モバイルを考えている方はよーくよーく考慮してください。では。
機種のラインナップも豊富で、格安でライトユーザー向けの「Liquid Z330」から、「arrows RM02」といったハイスペック機種まで、上記の特典込みで選ぶことが出来ます。
格安SIM購入と同時に機種変更をしたい、という方には特におすすめです。
また、初月無料に関しても、他のサービスには無いメリットがあります。
初月無料期間自体は他のサービスでも行っていますが、大抵の場合、「申し込んだ月」が無料期間の対象となります。しかし楽天モバイルにおいては、「SIMカードを受け取った月」が無料期間となるのです。
つまり配送日を調整することで、無料期間を最大限活用することができますよ(例えば5/20に申し込みを行った場合、配送希望日を6/1にすることで、6月はまるまる無料で使うことができる)。
総合的に見て使いやすく、お得な格安SIMと言えます。
まとめ:値段だけで選ぶなよ
上記の通り、格安SIMには各社それぞれ力を入れている部分・強みが違います。単純に値段だけで選ぶのではなく、自分がスマホに求めるもの・普段の使い方を吟味した上で最適のものを選択しましょう。
10/18追記:mineoとDMM mobileもおすすめへ
最後の追記です。上記3選に加えて、mineoとDMM mobileも紹介します。
というか、10/18現在ではmineoとDMM mobile、そして一番手に紹介したUQ mobileがトップ3に入ると思われます。通信速度や料金、すべてを総合的に判断してです。
mineoは当サイトで一押し
まぁそういう状況です。当サイトで一番推しているのがmineoです。理由はたくさんあるので完結に述べておきましょう。あとはレビュー記事を見てください。
- 回線補強がなされており、常に通信が安定
- 料金は最安値クラス
- フリータンクやパケットシェアなどで通信量が不足しない
- お得なキャンペーン中
- 回線が2つあり、どんなスマホにも対応
上記が主なおすすめポイントでしょう。まっ詳しくは下記のレビューをご覧下さい。
▶︎▶︎参考記事:mineoを9ヵ月使ってみての感想を述べる
▶︎▶︎参考記事:人気SIMである「mineo」の通信速度の実態を暴く
DMM mobileは相変わらず安くて速い!
DMM mobileに関しては余計なことは言いません。とにかく安くて通信速度も速い!それに限ります。またプランの内容も豊富なので迷うかもしれませんが、自分に合っていないプランを選ぶことはまぁないでしょう。
ただ、シンプル過ぎるが故にキャンペーンなどはほとんどやっておらず、mineoなどの独自のプランも少ししかありません。なので究極に安く、安定した通信を使いたい人に向いています。
コチラもレビュー記事を置いておくので、また見てください。では。
▶︎▶︎参考記事:DMM mobileを使ってみての感想!料金は安いが速度通信は・・?
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