
スマホ料金が大手キャリアと比べると半額以下になる事で人気のある格安SIM。その回線の種類には『ドコモ』と『au』の2つがあるってことをご存知でしょうか。
調べてみると、ほとんどのMVNO(格安SIM)がドコモの回線を借りて格安SIMの通信を提供しています。そしてauの回線を借りているのは、なんと3つのMVNOだけなんですね。
それが「mineo(Aプラン)」「UQmobile」「Fiimo」の3つです。
*Fiimoは最近格安SIM市場に参入してきました*
これで何が困るってスマホとSIMの相性が悪く、せっかく契約したのにネットも電話も使えない!ってことがあるのです。例えば、SIMフリー端末(スマホ)。
皆さん、SIMフリーってくらいだから、どこの格安SIMでも対応していると思ってはいませんか?そう思っていたら痛い目合いますよ!
▶︎▶︎参考記事:アドバイザーの中にも過去に痛い目に合っている方がいました!笑
どういう事かと言いますと、各スマホには対応周波数ってものがあるんですね。そして、その周波数がSIMと合致していなければSIMフリーだろうが何だろうがネットが使えないのです。(または通話)
え?そんなんアリかよ!って思われるかもしれませんが、SIMとスマホを別々で購入しようと考えている方はまずこの事を頭に入れてください。
そして猛烈に不安ならドコモ系回線を扱うSIM(今回紹介するのとは違うもの)を契約すればいいでしょう。絶対とは言いませんが、スマホのほとんどはドコモ系回線の周波数と対応しています。
なので不安で不安で仕方ないという方は、まず調べて当サイトに問い合わせ。それでも不安ならドコモ系回線って感じですね。
それか、面倒くさいなぁという方はSIMとスマホを同時に購入しましょう。その場合は絶対に周波数が合っているので、使えないなんてことはあり得ません。
そして同時購入でおすすめなのは「楽天モバイル」と「mineo」です。気になる方はどうぞ!
格安スマホは一括で購入しなければいけないと思っている人も多いようですが、分割で支払う方法もありますので安心して下さい。端末代を入れても確実に大手キャリアの料金より安くなりますよ。
んで今回はそのまさに逆。au系回線(先ほど紹介した3つのSIM)を契約した時に使えるスマホを紹介します!まず始めに言っておきますが、数は少ないですよー。
au系回線で格安スマホを持ちたいという方は是非参考にしてみて下さいね。
mineo(Aプラン)で利用できるスマホの種類は?
まずはmineo(Aプラン)の料金プランを確認しておきましょう。
このような料金プランとなっています。Dプランより少し料金が安いですね。
そしてmineoのサイトから購入できるスマホの端末は現在2機種です。
arrows M02(FUJITSU)
- 機種代金・・・一括支払いの場合 28800円
- 分割支払いの場合 1200円×24回
- カラー・・・ブラック、ホワイト、ピンク(mineo限定カラー)
- メモリ容量・・・16GB
- 画素数・・・810万画素
- その他の特徴・・・おサイフ、防水、防塵、省電力(最大3日間の電池持ち)
arrows M02は優れたITC技術を持った企業や、ITC産業で話題になった製品やサービスなどを表彰しているMM総研大賞のスマートソリューション部門SIMフリー端末分野最優秀賞を受賞しています。
arrows M02のカメラには、富士通独自の「GRANVU(グランビュー)」という画像処理エンジンや適した色味に自動調整してくれる「パーフェクトチューニング」が搭載されています。
これらの機能により写真はもちろん、動画も綺麗に撮影することが出来るのです。その他の機能も充実しているので、特に問題なく使えるレベルの端末だといえるでしょう。
LUCE KCP01K(KYOCERA)
- 機種代金・・・一括支払いの場合 19200円、分割支払いの場合 800円×24回
- カラー・・・ブラック
- メモリ容量・・・8GB
- 画素数・・・800万画素
- その他の特徴・・・[防水、防塵、耐衝撃]、[女性でも持ちやすい65mm幅]、[スマートソニックレシーバー搭載で快適に通話が出来る]
スペックとしては防水や防塵などの機能が付いているので、特に問題は無いでしょう。ただ少し容量が少ないのが残念なところです。
とは言っても、あまりメモリ容量を必要としない人からすれば、その他のスペックはそこそこ良いし、金額も安いので良いのではないでしょうか。
何といっても京セラの製品独自の「スマートソニックレシーバー」はかなり魅力的です。
スマートソニックレシーバーとは、ディスプレイを振動させて音を伝え、騒がしい場所でも快適に通話をする事が出来る機能です。
通常のスマホは画面の上部にスピーカーが付いていますが、スマートソニックレシーバーを搭載している端末にはそれがありません。
ですので、スピーカーから耳が外れて相手の声が聞こえにくいという事もありません。仕事などで通話をする機会が多い人にはおすすめの端末ですね。
そして2016年9月1日に発売される新機種がこちらの2種類です。
arrows M03(FUJITSU)
- 機種代金・・・一括支払いの場合 31800円、分割支払いの場合 1325円×24回
- カラー・・・ブラック、ホワイト、グリーン(mineo限定カラー)
- 容量・・・16GB
- 画素数・・・1310万画素
- その他の特徴・・・おサイフ、防水、防塵、Wi-Fiテザリング、ワンセグ
arrows M02から新しくなったところと言えば、まずカメラの画素数。810万画素から1310万画素になったのでかなり画質は綺麗になっています。
もちろんGRNVUとパーフェクトチューニングは搭載されていますので、他の端末と比べるとかなり画質は綺麗です。また端末自体はM02と比べると薄くなり、背面がガラスのメタルフレームになっているので高級感があります。
Zen fone™ Go(ASUS)
- 機種代金・・・一括支払いの場合 19800円、分割支払いの場合 825円×24回
- カラー・・・ブラック、ホワイト、レッド、ピンク、ブルー
- 容量・・・16GB
- 画素数・・・800万画素
- その他の特徴・・・Wi-Fiテザリング、キッズモード、簡単モード
何といってもこの端末は『価格が安い』というのが特徴です。新しく発売される端末でこの価格はかなり安いのではないでしょうか。
なぜこのような金額が実現できたのかと言うと、普通に使うレベルで不便にならない程度まで機能を削っているからです。
ゲームをたくさんすると言う方にはあまりおすすめ出来ませんが、電話やメールが普通に出来れば良い、スマホに特にこだわりがないので安い端末が良いと言う方にはおすすめです。
こちらの9月1日に発売される機種を予約すると、お得な特典が付いてくるキャンペーンもあります。通常機種変更や新規契約で発生する事務手数料3000円がなんと無料に!
そしてAmazonギフトが2000円分もプレゼントされます。もしこの2つの機種を購入しようと考えているのであれば、予約をした方がお得ですよ。
現在auのスマホを使っていてそのままの機種を使いたい人という方も、もちろんmineoのAプランは使えますが、全てが対応済ではありません。
例えば使っている方が多い、iPhoneシリーズの5sや5c等は公式には非対応となっています。一応、当サイトでも試してみたのでよければ下記をご覧下さい。
▶︎▶︎参考記事:iPhone5cでmineoが使えるか実際に試してみた!
UQ mobileで利用できるスマホの種類は?
まずはUQ mobileの料金プランをご紹介します。
プランは上記のようになっています。UQ mobileは見ての通り、バリエーションが少ないのが最大のデメリットです。しかし通信速度や質は評判がスゴくいいですよ。
そこら辺、UQ mobileの基本情報が気になる方は下記をチェックしてください。
▶︎▶︎参考記事:UQ mobileって評判はどう?問題の通信速度と料金は!?
また、UQ mobileには端末購入アシストというサービスがあります。これは端末を24回の分割払いする事で、購入する際の初期費用を抑えるサービスです。
端末代を払う合計金額は変わりませんが、最初の負担が少なくなりますね。
では、「UQモバイル」 で購入出来るスマホ端末を見ていきましょう。
DIGNO L(KYOCERA)
- 機種代金・・・一括支払いの場合 48000円、端末購入アシストを利用の場合 2000円×24回
- カラー・・・ホワイト、ピンク
- 容量・・・16GB
- 画素数・・・1300万画素
- その他の特徴・・・おサイフ、防水、防塵、ハンドソープで洗える!
こちらの端末の最大の特徴は、ハンドソープで洗えるという点です。スマホって意外と汚れているんですよね。スマホの汚れ具合はトイレの便器ぐらいとも言われています。
そんなスマホをハンドソープでササッと洗う事が出来れば清潔さを保つことが出来ます。ただし洗い方のマニュアルが、KYOCERAから出されていますので、それを守るようにしてくださいね。
これ以外のスペックもほとんど問題はありません。ひとつ難点を挙げるとすれば、内側カメラの画素数が200万画素とかなり低いという点です。
自撮りをする機会が多い方は少し物足りないかもしれませんね。
▶︎▶︎UQ mobile公式サイトでDIGNO Lをチェック!
arrows M03(FUJITSU)
- 機種代金・・・一括支払いの場合 38800円、端末購入アシストを利用の場合 購入時に10000円その後1200円×24回
- カラー・・・ブラック、ホワイト、ブルー
その他は上記mineoの同端末を参照してください
▶︎▶︎UQ mobile公式サイトでarrowsをチェック!
arrows M02(FUJUTSU)
- 機種代金・・・一括支払いの場合 34800円、端末アシストを利用の場合 1450円×24回
- カラー・・・ブラック、ホワイト
その他はmineoの同端末を参照してください。
▶︎▶︎UQ mobile公式サイトでarrowsをチェック!
KC-01(KYOCERA)
- 機種代金・・・一括支払いの場合 29760円、端末アシストを利用の場合 1240円×24回
- カラー・・・ブラック
- 容量・・・8GB
- 画素数・・・800万画素
- その他の特徴・・・防水、防塵、テザリング、スマートソニックレシーバー搭載
KYOCERA独自の機能、スマートソニックレシーバーを搭載しているので相手の声が聞き取りやすいのが特徴です。
しかし機種代金の割に、容量と画質が低いのが少し気になる所ですね。
▶︎▶︎UQ mobile公式サイトでKC-01をチェック!
Zen Fone™ Go(ASUS)
- 機種代金・・・一括支払いの場合 19800円、端末アシストを利用の場合 購入時に3000円 その後は700円×24回
- カラー・・・ブラック、ホワイト、ブルー
その他はmineoの同機種を参考にしてください。
▶︎▶︎UQ mobile公式サイトでZen foneをチェック!
Fiimoで利用できるスマホの種類は?
まずはFiimoの料金プランをご紹介します。
プランはシンプルでわかりやすいですね。
そして現在Fiimo(Aプラン)で購入できるスマホ端末は1機種のみになります。
arrows M02(FUJITSU)
- 機種代金・・・32400円
- カラー・・・ブラック、ホワイト
その他はmineoの同端末を参照してください。
▶︎▶︎Fiimo公式サイトでarrowsをチェック!
おすすめの格安SIMと格安スマホの組み合わせ
たくさんの格安SIMと格安スマホがありますが、私がおすすめする組み合わせはコチラです!
「mineo 3GB(音声機能付き)×arrows M03」のセット!
arrows M03はご紹介した通り機能は抜群に良いです。価格はその分他の端末よりも少し高くなりますが、この機能であれば納得の金額ではないでしょうか。
写真や動画を撮る機会が多い方に特におすすめですね。
そしてmineoなら限定カラーのグリーンが手に入りますよ!
格安SIMのプランを3GBにしていますが、これは一般的に使うとされているデータ容量ですのでご自身に合ったプランにしてください。
mineoなら他のMVNOよりも比較的料金が安く、機能抜群のarrowsが使える!これしかないですね。
まとめ:au系回線対応の端末は少ない!けど高品質が多い
au系回線で使える格安SIM、格安スマホは今はまだ数が多くありません。そのため選べる端末は限られてきます。しかし見てわかる通り高品質なスマホが多いですよね。
今回は「arrows M03」を私のおすすめの端末とご紹介しましたが、用途や金額などそれぞれに合った物を選んで下さい。
また今後もたくさん新端末が発売されます。
すぐに機種変更を考えていないのであれば、新端末発売の情報もこまめにチェックしておきましょう。
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