
いよいよ、毎年恒例の新型iPhoneの発売日が迫ってきています。
ついに本日9月8日、日本においても新しい端末「iPhone 7」そして「iPhone 7 Plus」が発表されましたね。
どこがどう変わったのか気になっている人のために、この記事では今までの最新機種だったiPhone 6sとの違いを解説していきます。また、iPhone 7シリーズはどこで契約できるのかについても解説しますね。
今後どこで取り扱われるかも紹介しますので、格安SIMに乗り換える予定がある、あるいは既に格安SIMを利用している方もぜひご覧ください。
iPhone 7とiPhone 7 Plusの価格は?
まずは、価格を解説します。いずれも税込み価格です。
- iPhone 7(32GB)=78624円
- iPhone 7(128GB)=90504円
- iPhone 7(256GB)=102384円
- iPhone 7 Plus(32GB)=92664円
- iPhone 7 Plus(128GB)=104544円
- iPhone 7 Plus(256GB)=116424円
ギリギリ7万円台から購入できるのが、iPhone 7の魅力でしょう。
iPhone 7シリーズの特徴は?
16GB、64GBモデルがなくなった
ついにiPhoneから16GBモデルがなくなりました。代わりに32GBモデルが復活し、一番安い価格帯となっています。
iPhoneの場合、SDカードが使用できないために、16GBモデルによってできることが限られていました。32GBモデルが復活し、一番リーズナブルなモデルとなったことで、用途は広がりますね。
64GBモデルもなくなり、128GBモデルの上の256GBモデルが登場。iPhone 7は、今までよりも大容量のiPhoneです。
イヤホンジャックが廃止された
本体のデザインは、ほとんど今までの「iPhone 6」シリーズと変わっていないiPhone 7。外見上の最大の違いは、イヤホン端子が無くなってしまったことでしょう。
イヤホン端子がないといえば、ガラケーの時代を彷彿とさせます。ガラケーの時代は、充電端子などをイヤホンジャックに変換するケーブルがありましたよね。
iPhone 7においても、Lightningケーブル端子をイヤホンジャックに変換するケーブルが用意されています。ちょっと面倒ですが、今までのイヤホンが使えるのは嬉しいポイントですね。
この変換ケーブル「Lightning – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ」は、iPhone 7に付属するとのこと。ガラケー時代は別売りの場合がほとんどだったので、これは大助かりです。
さらに、Lightning端子に接続する専用のイヤホン「EarPods with Lightning Connector」も付属。これもまた太っ腹ですね。しかし、これらは実はAppleが想定するメインのイヤホンではありません。
Appleは、無線のイヤホン「AirPods」を開発していました。
左右の耳片方ずつに装着する耳栓のようなイヤホンがあり、ケースに収めることで自動充電されるシステムです。
AirPodsは別売りで、10月発売予定。価格は税別で16800円とかなり高めですが、iPhone 7を購入するなら欠かせないアイテムとなるでしょう。
新しいカラー「ジェットブラック」の登場
参照:au公式サイト
新色として、光沢がある黒い「ジェットブラック」が登場しました。iPhone 4時代を彷彿とさせるカラーリングで、これが欲しいと考える方は多いでしょう。
しかし注意点があります。それは、ジェットブラックは128GBモデルと256GBモデルにしか存在しないことです。32GBモデルがないため、必然的に高いモデルを買わなければいけないのはちょっと困りものですね。
ついに防水に対応した!
元々、iPhone 6sの時点で耐水性が高まったとは言われていましたが、ついにiPhone 7シリーズでは防水に対応しました。
風呂場など、温かいお湯がある場所での使用は想定されていないため、やや不安がありますが、防水に対応したおかげで使用できる場所が一気に増えますね。
カメラ性能が大幅アップ
カメラ性能が大幅アップしたことも特徴です。元々6sの時点でまったく通常利用には問題なかったカメラですが、今回はF1.8の明るいレンズが搭載され、さらにクオリティの高い写真が撮れるようになりました。
1200万画素の高解像度な写真が撮れますので、この改善も嬉しいですね。ちなみにiPhone 7 Plusの場合は、カメラが背面に2つ搭載されています。
スピーカーがステレオに!
iPhoneは今まで、本体の下にモノラルスピーカーがあるのみでした。それでも高音質だったのは、間違いないでしょう。しかし、Androidはどんどんステレオスピーカーの端末を出していましたよね。
今回ついに、iPhone 7シリーズでは本体の上下にスピーカーが搭載され『ステレオ』となりました。iPad Proと同様ですね。
SuicaやiD、QuicPayなどに対応
Apple Payは、長い間日本でスルーされてきた機能。しかし、ついに今回、日本向けにカスタマイズされ、日本で販売される端末ならSuicaやiD、QuicPayやクレジットカードに対応するとのこと。
これにより、iPhone 7シリーズがあればどこにでも(とは言い過ぎかもしれませんが)行けますし、買い物もできてしまいます。
サイフを忘れても、iPhone 7があればOK。これはかなり素晴らしい機能ではないでしょうか。ただし、日本以外で販売される端末ではSuicaなどを使えないので、海外版を購入する場合は注意してください。
バッテリーがパワーアップ
バッテリー性能が向上し、今までのiPhone 6sよりも2時間長くなりました。
バッテリーは長く持つに越したことがありませんよね。
新機能が多く、魅力的な最新端末
見た目があまり変わっていないために、乗り換える必要性を感じなかった方もいるかもしれませんが、中身はかなり変わっています!iPhone 7。
特にSuicaに対応したことは、都市部に住んでいる人にとってかなり嬉しいポイントですよね。
今まではケースにSuicaを入れておくなどの方法を使ってやり過ごしていたかもしれませんが、これからはカードを入れるスペースのないケースでも選び放題です。
iPhone 7はどこで販売される?
キャリアでは、確実に購入可能
iPhoneと言えば、キャリアで購入する端末のイメージが強いですよね。もちろん、iPhone はdocomo、au、SoftBankの大手3社で販売されます。
しかし、キャリアに準ずる存在のY!mobileでは販売されないとみて良いでしょう。iPhone 5sが販売されていたり、同じ会社のソフトバンクでiPhone 7が販売されたりする関係上、Y!mobileで売る旨味がありませんから。
現時点でキャリアでの価格はまだ発表されていませんが、どこもだいたい同じような料金設定になることは間違いありません。少なくとも、SIMフリーモデルの定価よりも高くなるとは考えがたいです。
24回払いの場合、32GBモデルなら月3276円程度と想定されます。128GBモデルなら3771円。256GBモデルなら4266円程度となるでしょう。
以前ならここから大幅な値引きにより、実質0円などで購入することができましたが、今回はそれほど値引きは行われない可能性が高いです。
キャリアでのiPhone 7購入は、なかなか維持費がかさむことになるかもしれませんね。
MVNO(格安SIM)で、iPhone 7は販売される?
もしもシークスなどで、iPhone 7は販売されるはず
キャリアの月額料金は高いため、iPhone 7が欲しいとはいえ格安SIMに移行したいと悩んでいる方も多いでしょう。
この点、格安SIMでiPhone 7が販売される可能性が大いにあります。100%とは言い切れませんが、どこかでは販売されるはずです。(つまり、月々のスマホ代を抑えてiPhonen7を持てる!)
以前にiPhoneが販売されたことがあるMVNOは、以下の通りです。
- DMM mobile
- もしもシークス
- スマモバ
これらのMVNOは、以前に新古品や中古品のiPhoneを販売していた実績があります。そのため、iPhone 7も同様に販売する可能性が高いです。
とくにもしもシークスは、iPhone SEも取り扱っていたため確実に7も販売するとみて良いでしょう。これらの格安SIMの端末は、SIMフリーモデルであったりdocomoの中古品だったりします。
価格は概ね定価程度になることが考えられますので、MVNOでの一括購入を考えている方は、とりあえず定価分の金額を用意しておきましょう。
分割購入する場合は、手数料もかかり、キャリアより少し分割価格が高くなってしまうことが考えられますから。
DTI SIMのスマホレンタルオプションにも登場するはず
DTI SIMは、スマホレンタルというiPhoneをレンタルできるサービスを行っています。現在受付は一時停止となっていますが、これは間違いなくiPhone 7取り扱い開始の前触れでしょう。
月額3600円で、おそらく32GBのiPhone 7をレンタルできるようになると思われます。
Apple Storeでは、SIMフリーモデルが販売される
iPhoneをキャリアで購入したくない場合におすすめなのが、Apple StoreでのSIMフリーモデルの購入です。Apple Storeではローンで分割購入も可能です。
そして、購入価格はiPhone 7公式サイトの記載通りとなりますね。格安SIMでiPhoneを利用する場合は、SIMフリーモデルの購入が最もおすすめということです!
まとめ:SIMフリー×格安SIMが最もお得
iPhone 7やiPhone 7 Plusの登場で、ついに日本でもApple Payが本格始動します。さらにイヤホンのパワーアップにより、音楽プレイヤーとしても強化されることが魅力的ですね。
防水やカメラ性能のアップもあり、かなり魅力的な仕上がりとなっています。
まずはキャリアで販売開始、やがては格安SIMの一部でも取り扱われることが考えられるiPhone 7シリーズ。キャリアでは端末の実質0円などが行えなくなった関係上、今回は割引があまり行われないかもしれません。
格安SIMとSIMフリーiPhoneの組み合わせが、これまでより魅力的な選択肢となることもあるでしょう。
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