
先日、格安SIMアドバイザーの1人である優子さんが『月額0円の格安SIM、0simの速度は本当に大丈夫なのか確かめてみた!』という記事を書かれました。
そして、この記事の中では0simの注意点について書かれていたんですね。そもそも0simというのはある一定までのデータ通信容量であれば月額0円で使えるというヤバい格安SIMのことです。
その注意の内容が月額0円で使えるけども、一定期間使っていないと『自動解約』&『SIM返却忘れで違約金取られるよ』というものでした。
・・・は?違約金?なにそれ??となった読者様は多いはず。
そこで今回は格安SIMと今までの常識であった大手キャリアとの違いをハッキリさせながら、気をつけるべき点『SIMの返却』について書いていきます。
月額料金が安くなるという理由で乗り換えを検討されている方は必見ですよ。
大手キャリアでは、SIMとスマホをセットで契約する
まだまだスマホ利用者の大半は大手キャリア(au/ドコモ/softbank)での契約だと思いますが、これから約3年ほどで一気に形成が逆転すると思われます。
だって皆さん、料金は高いよりも安い方がいいですよね?そんな当たり前の望みを叶えてくれるのが格安SIMなんです。今現在、1万円近く払っている方は今すぐ格安SIMへどうぞ!
普通に月々7000円程安くなりますよ。
そんな時代の移り変わりの中、大手キャリアと格安SIMとの比較がよく行われますが、一番の違いはどこだと思いますか?
料金?通信速度?サポート?
いえいえ、一番の違いはスマホとSIMを同時に契約するか否かです。そもそも大手キャリアではスマホとSIMを同時に契約する以外他あり得ませんでした。
なので、スマホとSIMがそれぞれ独立しているものだと知っている方は少ないでしょう。またSIMの存在を知っている人も少ないはずです。
だからこそ格安SIMへ乗り換えた時に戸惑います。『え?何か小さいのが送られてきたけど何?これをスマホに挿すの?どこに挿したらいいの?』ってね。(少し過剰表現ww)
いいですか。MVNO(格安SIM)でもスマホとセットで契約することはできますが、一番お得なのはスマホとSIMを別々に契約し、乗り換える方法です。
なので、ぜひともその感覚(スマホとSIMが独立している)を養ってください。そっちの方がお得ですから。
SIMを返却するのがMVNO(格安SIM)での常識
なので基本的にMVNOでは大手キャリアと違い、SIMのみを契約することになります。スマホはAmazonで買ったり、電気屋さんで買うのです。
そして別に購入したスマホへMVNOで契約したSIMを挿すことによりデータ通信を可能とします。これでSNSなどのネットを使うことができるんですね。どうでしょう?イメージできましたか?
ここがイメージできれば後は楽勝です。
実はMVNOで契約したちっこいSIMというものは基本的に借り物なので、最後使い切った後に返却するようなシステムになっています。(基本的に)
これは大手キャリアの時には全くなかったシステムなんですね。そもそも先ほど言った通り、大手キャリアではスマホとSIMが同時購入が普通だったので、金額さえキチンと払えば自分のものになりました。
ただMVNOでは違います。基本的にSIMのみを契約(借りる)するので、最後には返すことになるのです。ここら辺は大手との資金力の差が露になっているのかもしれませんね。
またMVNOでもスマホと同時に契約する場合がありますが、やっぱりこの場合でもスマホは買取でSIMは借り物なので返却というパターンが多いです。
知らなかったじゃ済まされませんよ。気をつけましょうね。
返却しなかった時は違約金が発生
そしてここからが最も大事なポイントですが、解約後にSIMを返却しなかった場合、ほとんどのMVNOにて違約金が発生するようになっています。
い、違約金??ーはい、違約金です。
だいたい3000円程でしょうかね。それ以上に高い違約金を請求するMVNOは知りませんが、例えば、冒頭で紹介した0simでも、自動解約の後にSIMを返却しなければ3000円の違約金が発生するようになっています。
なんとなく嫌らしい手口のように思えますが、本来の『SIMは借り物』という考えに基づけば当然なのかもしれません。
違約金が発生する格安SIMまとめ
そしてSIMを返却をしなかった場合の違約金システムは各MVNOによって様々です。
- 基本的に返却をしてもらうし、違約金も発生
- 基本的に返却してもらうが、違約金は発生しない
- 返却を求める程度
- 返却すら求めない
などなど、だいたい上記の4つの分類に分かれます。しかし基本的にSIMは返さないといけないし、返さなかったら違約金がかかると思っておきましょう。
上記が各有名どころMVNOの対応です。やはり返却を求めるし、返却がなかった場合には違約金が発生するところがほとんどですね。
またNifMoに関しては、違約金ではなく『SIM未返却による損害を被った場合の損害賠償の請求可能性』と書かれています。・・やばいっすね。笑
何か損害賠償とか言われたら絶対返そうという気になりますもん。
まぁ借り物なので、本来それが普通なのは分かるのですが、大手キャリアでは返す必要がなかった分、少しやり過ぎ感も否めません。
まとめ:格安SIMは返却が普通!違約金を取られるぞ
ということで皆さんはおとなしく使いきったSIMを返却しましょうね。でないと、違約金や損害賠償を取られますから。そんなしょうもない事でお金取られるの嫌でしょ?
なので覚えておいてください!大手キャリアとの違い、MVNO(格安SIM)では、SIM返却が普通。
また送料も地味に自己負担となります。こういった部分もMVNO(格安SIM)選びの一つにしてみてはいかがでしょうか?ではでは。
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