
iPhone7がついに発売されましたね。購入したという方も、これから買おうと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私はSIMフリー版のiPhone7、32GBモデルを購入しました。色はブラックです。
キャリアで買った方が安いんじゃないの?と思った方もいるかもしれませんが、通信量の月額料金も考えると、SIMフリーモデルの方が安価なんです。
そして、この記事では0円で半年間利用できるDTI SIMと、iPhone7の組み合わせでの利用状況についてレビューしていきたいと思います。
またDTI SIMで提供されている、最新のiPhoneをレンタルできるオプション「スマホレンタル」についての解説も行っていきますので、こちらに興味があるという方もぜひ読み進めてください。
さっそくiPhone7(ブラック)のレビュー!
本体の見かけ上の変化はほとんどない
こちらがiPhone7の箱です。箱が白一色の時代もありましたが、やはり本体が描いてある方が格好いいですね。
こちらは、ケースとガラスフィルムが既に装着済みの状態ですが、iPhone7の本体です。
本体は6sとほとんど変わっているところがありませんが、カメラは二回りほど大きくなっていますので、ケースの流用はできません。
さて、iPhone7の外見上の最大の変化は、イヤホンジャックがなくなっていること。皆さんもご存じかと思います。
しかし変換ケーブルは付属していますし、Lightning端子用のイヤホンも付属していますので、全く困ることはありません。
変換ケーブルは、ネット上の画像を見ても邪魔そうに見えると思いますが、かなり細い(iPhoneに付属するイヤホンのケーブルの太さ)上に、長さも最低限なので、けっこう使いやすいと感じました。
新機能は、今のところほとんど使う機会がない
iPhone7の新機能は様々です。
ネットやテレビのニュースでも散々紹介されましたし、このサイトでも以前に解説記事が投稿されていますので、大まかな内容は皆さんもご存じでしょう。
確認のために特徴を述べますと、
- 防水(耐水)に対応
- Suicaなどの電子マネーに対応
この2点が、イヤホン関係の変更を除けば最も大きな変化ですね。
とは言え「防水」については、既に季節は秋であり、なかなかプールに入ったりする機会がありません。そして、仕様上お風呂場での使用はあまり推奨されていないので、こちらも検証は難しいです。
さらに、Suicaなどへの対応は10月からとなっていますので、これもまた検証はできません。
というわけで、iPhone7の新機能については、「まったくココが変わった!すごい!」というようなことを感じられていないのが現状です。
ホームボタンの仕様変更は、使いづらいのか?
ネット上では既にたくさんのレビューが投稿されているiPhone7。本体の変化について言われがちなのは、ホームボタンの仕様が変わったことです。
今まではボタンをしっかりと押すものになっていて、押す感触もありましたが、iPhone7のホームボタンは押し込むことができない仕様になっており、代わりにボタンの振動による「押した」感覚が味わえる仕組みになっています。
明らかに今までと反応が違うために、初めて操作した時は「押しづらい」「気持ち悪い」というような気持ちを持ってしまうのは、確かに事実です。
そのため、レビューでも否定的な意見が目立ちます。
しかし、これは最初だけだとズバリ言っておきましょう。
結果的に今までのiPhoneのような、ボタンが押しづらくなることは起こらなそうですし、ホームボタンを2回素早く押してアプリ一覧を開く操作も6sまでよりスムーズに行えるようになっています。
店頭で触ってみても違和感を感じるかもしれませんが、使っていると数時間で慣れますので、ご安心ください。
iOS10は、やや操作手順が増えた
iPhone7に搭載されていて、さらにこれまでのiPhoneの多くでも利用可能なiOS10。
こちらについてもいくつか解説しておきましょう。
まず通知関連ですが、画面の上に表示された通知を引っ張ると、通知に関する操作ボタンが大きく表示されるというシステムとなり少々動作が大きくなって面倒となりました。
画面の下部から引き出すコントロールセンターも、音楽のコントロール画面をスワイプで横に移動し、表示する仕様となったため手間が掛かるようになってしまいました。
これらの操作は今までのiOSに比べてあまり直感的ではありませんし、ちょっと残念な変更だと思います。
iPhone7総評:9月時点ではまだ100%楽しめない
iPhone7の新機能、特に電子マネーはまだ使えませんので、レビューするにあたっては”まだ”あまり言うこともないのが事実です。
iPhone7や7Plusは入手困難のカラーがあるなど、なかなか手に入れづらい状態ですが、今のところほとんど6sと変わりない状態ですので、焦ることはありません。
欲しいと考えている方は、10月下旬のSuica提供開始までに手に入れば大丈夫でしょう。
さて、これ以降はiPhone7とDTI SIMの組み合わせに関する話題に移っていきたいと思います。
SIMフリーのiPhone7とDTI SIMを組み合わせて使用!
まずはなぜDTI SIMを選んだのかについて解説しておかなければいけませんね。
理由は二つあります。
- スマホレンタルという、iPhoneをレンタルできるオプションがDTI SIMにのみ存在する
- DTI SIMは、データ・SMS SIMなら初期費用のみで半年間利用可能
キャリアから格安SIMに乗り換えても、最新のiPhoneを利用したい。そう考えている方にとって、DTI SIMは最適の格安SIMなのです。まずは、スマホレンタルについて解説しておきたいと思います。
DTI SIMのスマホレンタルとは
スマホレンタルは、毎年新しいiPhoneが入荷するレンタルサービス。月額3600円で、最新のiPhoneをレンタルして使用することができます。
そして1年間使用したら、その段階で以下の3つの選択肢を選べるようになります。
- 端末の残りの代金を支払って、今使っている端末の所有権を得る
- もう1年同じiPhoneを使う(この場合、1年後に所有権が得られる)
- 最新のiPhoneに交換する
毎年最新のiPhoneを使いたいのであれば、最新端末に交換してもらうのがベストですよね。
しかし、iPhoneは度々前機種のバージョンアップと言うべき、悪く言えばあまり変化のない最新端末を発表しますので、そのタイミングで乗り換える必要性を感じなかった時は同じiPhoneを使ってみるのもいいでしょう。
現在はまだiPhone6sの提供になっていますが、しばらくすればiPhone7でのスマホレンタルがスタートすると考えられます。
格安SIMに乗り換えてiPhone7を使いたいけれど、AppleStoreで本体一括により購入するのは厳しいという方は、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
DTI SIMのお試しプランの解説とDTIのレビュー
DTI SIMでは長い間、半年間のお試しキャンペーンが提供されていましたよね。それがついに通常のプランとして定着しました。それがお試しプランです。
初めの1回の申し込みには限られますが、データSIMとSMS SIMは、6ヶ月間0円で利用することができます。通話SIMの「でんわ定額プラン」の場合は、1480円で半年間利用可能です。
それぞれ半年が過ぎると正規料金での提供になりますが、データSIMやSMS SIMの場合は最低利用期間がありませんので、そのまま解約可能です。
ただし、これらのプランは別に初期費用3000円がかかりますので、その点は覚えておきましょう。
▶︎▶︎参考記事:6ヵ月間0円の破格過ぎるキャンペーンの内容はコチラ
DTI SIMのお試しプラン・データSMSプランのSIMカードが届いた!
さて、私はデータSMSプランのお試しプランを契約しました。
申し込みからSIMカードの自宅への配送は、5日程度です。DTI SIMの変わった点は、通常の格安SIMのように宅配便で届くのではなく、クロネコDM便で届くというところです。
そのため、配送までに少し長い日数がかかっていますし、ポストに投函されるという仕組みでした。おそらく音声通話SIMの場合は普通の宅配便で届きますが、データSIMやSMS対応のSIMはクロネコDM便なのでしょう。
さて、こちらがDTI SIMの届いたパッケージです。
ちなみにこの数日前にもう一つ書類がDTIが届きましたが、そちらは契約関連の書類でした。マイページにログインするためのパスワードなどが記載されています。
中に入っているのは、これらの書類、SIMカードです。
iPhoneにSIMカードを入れて、プロファイル設定を行うと、すぐに電波が繋がりました。
通信速度は意外に満足度が高い
DTI SIMの2016年9月中旬現在の通信速度ですが、少なくとも私の使用状況では快適でした。
これは本当に意外でしたね。
いかがでしょうか。これらは全て、DTI SIMの通信速度です。
2016年の9月19日は平日ではないことを考慮しても、お昼と夕方~夜という混雑しやすい時間帯に、5Mbps以上の速度を維持できているのはかなり安定度が高いと言えるのではないでしょうか。
低速回線への切り替えがない
DTI SIMは、低速回線への切り替え機能がない格安SIMです。そのため、少々物足りなさがあると感じました。しかし、私はDMM mobileを別に契約しているものの、低速回線への切り替え機能はほとんど使っていません。
なぜかというと、普段低速モードにしていると、速度が必要な場面、例えばブラウザでの検索時に一々高速に戻すのが面倒であるためです。
結論としては、低速回線への切り替え機能がないことはそれほど大きなデメリットでもないと、私は感じました。
しかしこれはあくまで私の意見で、低速回線を活用していて、この切り替えが不便ではないと感じている方ならば、DTI SIMは不便だと感じてしまうかもしれません。
他の格安SIMと比べて、かなりシンプル
DTI SIMでは、アプリが提供されていませんし、先程述べたとおり通信速度の切り替え機能もありません。できることは基本的に通信のみで、とてもシンプルに感じられました。
格安SIMは最近機能が充実しているものが増えてきていますが、DTI SIMについては、まさに「格安」SIMだな、という印象です。
店頭での契約ができませんので、初心者にあまり優しくないことも、そのシンプルさに拍車をかけています。
iPhone7との組み合わせは問題なし
iPhone7でDTI SIMを使用していますが、プロファイル設定はとくに問題なく行えましたし、利用にあたっても特に困ったことはありませんでした。
Googleで「DTI SIM iPhone プロファイル」で検索すれば、プロファイルのダウンロードができるページをすぐに見つけられますし、Wi-Fi経由でプロファイルをダウンロードすることにより電波が繋がりました。
DTI SIMとSIMフリー版iPhone7の組み合わせのメリット
最後に、DTI SIMをiPhone7と組み合わせるメリットについて解説していきたいと思います。スマホレンタルを使う場合は、やはり最新のiPhoneが本体を直接購入せずに利用できるのがメリットですね。
このサービスはDTI SIM以外の格安SIMでは行われていません。
スマホレンタルを使わず、SIMフリーのiPhone7を購入し、それにDTI SIMを組み合わせる場合は「お試しプラン」がとてもお得ではないでしょうか。
音声通話が不必要であれば、0円で半年間契約を維持できます。
そのため、本体価格が7~10万円程度かかるため高額出費が掛かってしまった分を、月額料金0円であることでしばらく補うことができますよね。
ただし、音声通話のお試しプランである「でんわ定額プラン」については、注意が必要です。
なぜかというと、これは5分以内の通話がかけ放題になるオプションが付いたプランであり、始めの6ヶ月間も1480円の月額料金がかかり、さらに7ヶ月目からは2270円に料金が上がってしまうためです。
かけ放題が不必要な場合は、これを選ぶメリットはほぼありません。
キャリアから格安SIMに乗り換えるにあたって、音声通話プランに乗り換えたい場合は、お試しプランではなく通常の3GBプランを選んだ方が良いでしょう。
まとめ:意外にiPhone7とDTI SIMの組み合わせ良い!
DTI SIMは通信速度的にも今のところ問題ありませんし、とくにiPhoneで使うにあたって不便な点はありません。そのため、iPhone7をDTI SIMと組み合わせて利用するという運用方法はおすすめできると感じられました。
ただし、低速回線がないこと、アプリがないことなど、DTI SIMの仕様は必要最低限ですので、それが受け入れられない方は、他の格安SIMを選んだ方がいいかもしれません。
iPhone7は、10月のSuica等への対応が待たれる端末。これからの進化に期待ですね。
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