
現在、格安SIMの月々の支払方法と言えば、ほとんどのMVNOでクレジットカード決済が採用されています。
なぜかと言うと、ほとんどのMVNOは実店舗を持っていないからです。クレジットカード決済にすることで、本人確認がスムーズにできますよね。そのためです。
ではクレジットカードを持っていない人やクレジットカードを持ちたくない人、何らかの理由があってクレジットカードが作れない人は、格安SIMを使えないということなのでしょうか?
いえいえ、そんなことはありません。そんな方でも格安SIMを持つことは可能です。
決して多くはありませんが、口座振替に対応しているMVNOがあります。
口座振替対応のMVNO一覧!
ここでは口座振替に対応しているMVNOを8社ご紹介します。
- 楽天モバイル
- OCNモバイルONE
- BIGLOBE 3G
- ぷららモバイル
- もしもシークス
- インターリンクLTE SIM
- @モバイルくん
- Y!mobile
「口座振替がある」と言っても、そのMVNOによって条件が変わってきます。
それでは、それぞれの条件等を見ていきましょう。
楽天モバイル
口座振替手数料が月額100円かかります。
今までは口座振替に対応していませんでしたが、2016年11月利用分(12月支払い分)から口座振替に対応するようになりました。申し込みは11月下旬からです。(予定)
新規契約の場合は申込時に、すでに契約済みのユーザーは「ユーザー専用サイト」から登録が可能です。
ただし端末代金の支払いには口座振替は対応していないので注意。なので、どうしてもクレジットが嫌な場合は別個でSIMフリーかドコモの端末を買ってくださいね。
それか楽天モバイルの場合だと、楽天スーパーポイントがありますよね。こちらで全額落とせるならいけますよ。(結構、無茶ですがww)
>>参考記事:楽天モバイルのレビュー記事はコチラ
OCNモバイルONE
OCNモバイルONEは楽天モバイルと違い、手数料なしで口座振替が可能。また対応している金融機関は「ゆうちょ銀行」等の有名どこです。
ただ厄介なことに、申し込み方法が電話のみなんですね。OCNカスタマーフロント(0120-506-506)というところがあるので、そこに直接電話をして申し込まなければなりません。
後日、本人確認用紙や口座振替依頼用紙などが郵送で送られてくるので、必要事項を記入して送り返します。
さらにそこから審査や開通作業が行われるので、実際にSIM(データ通信や通話)を使えるようになるのは、申し込んでから3~4週間後・・。大分遅いですよね。
手数料無しなのはとてもありがたいのですが、開通までに時間がかかるのは厄介。注意してください。
また楽天モバイル同様、端末代金の支払いはクレジットカードのみです。なので別途スマホを用意する必要がありますよ。
>>参考記事:OCNモバイルONEのレビュー記事はコチラ
BIGLOBE 3G
BIGLOBEはwebからの口座振替申し込みが可能なので、上で紹介した楽天モバイルやOCNモバイルONEより手続きが大分楽になります。
ただ、口座振り替え可能なのが、「新規でデータ通信専用SIMを申込んだ場合のみ」となっています。なので音声通話付きSIMを新規で申し込んだ場合は、クレジットカード決済です・・。
とは言っても、どうしても口座振替で音声通話付きSIMを使いたいという方もいらっしゃいますよね。
実は新規契約でなければ、口座振替にて音声通話付きSIMを持つことができるんですね。
まず初めにデータ通信SIMを契約し、すぐに音声通話付きSIMに変更してください。すると口座振替で音声通話付きSIMを持てます。
ただしこの方法を使う場合、事務変更手数料の3000円が発生するのと、変な労力を使うのでダルい!面倒くさい!といった事案が多発します。笑
そして口座振替手数料が毎月200円発生します。
しかしコチラは別個ですでにプロバイダ契約等をしている「BIGLOBE会員」である場合には適用されず、毎月の手数料なしで口座振替が可能です。
また、残念ながらコチラのBIGLOBEに関しても端末購入にはクレジットカードが必要になります。
>>参考記事:BIGLOBE SIMのレビュー記事はコチラ
ぷららモバイル
ぷららモバイルはデータ通信専用SIMと音声通話付きSIMの両方で口座振替が可能です。
既存の「ぷらら光」というプロバイダーに契約しており、その支払いを口座振替にしている場合は、そこへSIM利用代金を合算して支払えるようになります。
また元々クレジットカード決済にしていた場合でも、途中で口座振替にすることが可能です。
その場合はまず資料請求にて「預金口座振込登録申し込み書兼登録内容変更依頼書」を取り寄せ、必要事項を記入した後、返送します。
これによって翌月の利用料金から口座振替に変更できます。
最後に新規でぷららモバイルを契約した場合ですが、この場合は「ぷらら入会センター」というところに電話をすることで申し込みできます。
後日、「ぷらら会員登録証」が送られてくるので、同封されている「預金口座振込登録申し込み書兼登録内容変更依頼書」に記入をして返送すればオッケー!
一点、利用料金が3000円を下回る場合ですが、翌月の請求と合わせて引き落とされる場合があると表記されていますので、コチラ注意しておきましょう。(公式サイト)
そして「ぷららモバイル」も結局端末代金はクレジットカードのみです。ざんねん。
もしもシークス
個人的に好きな格安SIMである「もしもシークス」は、ぷららモバイルと同じくデータ通信専用SIMと音声通話付きSIMの両方で口座振替ができます。
そして「もしもシークス」の最大の特徴は、スマホ端末の代金も口座振替で支払えるところです。←きたっーー!今のところ”もしも”だけですねっ。
しかしコレには、いくつかの条件があるので知っときましょう。
まずネットから申し込みした場合はできません。クレジットカード払いのみです。なので口座振替にしたい場合は、代理店を経由して申し込む必要があります。
ちなみに代理店は公式サイトで確認することが出来ますよ。下記に公式サイトの詳細を載せています。
>>参考記事:もしもシークスの公式サイトはコチラ
さらに口座振替で支払いたい場合は、契約する際に保証金を6000円支払わなければなりません。
とは言っても、この保証金は解約した時に全額返金されますので、実質は無料です。
>>参考記事:もしもシークスのレビュー記事はコチラ
インターリンクLTE SIM
インターリンクLTE SIMはデータ通信専用SIMのみ口座振替で支払えます。
というより、元々音声通話付きSIMがありません。インターリンクLTEは個人的に好きなんですが、あまり知られていないですよね。なのでまずは基本情報をご覧ください。
>>参考記事:インターリンクLTE SIMの基本情報はコチラ
申し込みはWEBからでき、”途中から”と”新規契約時”のどちらでも口座振替を選択できます。なので最も手軽にクレジットカード払いを避けれる格安SIMではないでしょうか。
またインターリンクLTEはNTT系列なので、他にNTTのものを契約していれば、そちらと一緒に支払うことも可能。
全てのプランに固定IPアドレスが1つ無料で付いてくる等、他の格安SIMにはない面白い特徴があるので、ぜひともマイナー(言っちゃったww)格安SIMを御一考ください。
@モバイルくん。
データ通信専用SIMのみ口座振替が可能。
2015年の12月までは音声通話付きSIMも口座振替できたので、今でも出来ると思っている人が多いみたいですね。でも、できませんからよ。ご注意ください。
そして、こちらもWeb上からの申し込みが可能です。
Y!mobile
Y!mobileは実店舗が多く、CMもバンバンやってるので知ってる人は多いでしょう。
コチラはオンラインストアで購入後に、公式HPより申請できます。しかし、必要書類のやり取りがあるので、実際に適用されるまで1~2か月ほどの時間が掛かります。
つまり、WEB上で新規契約する場合には、実質(始めからの)口座振替はできないと思ってください。
何だよ!それ!って感じですが、我慢我慢。
もしもこれに耐えれない!早く口座振替してほしい。始めから口座振替がいい!って方は下記の実店舗にての契約にしましょう。
実店舗での契約であれば「新規」「途中変更」問わず、その場ですぐに変更が可能です。つまり、Webで行うよりスムーズに手続きが完了します。
その時には、印鑑と通帳が必要になるんで、注意して持って行くようにしましょう。
Y!mobileは、このように大手キャリアと同じ感覚で契約できるが一つの利点です。
ちなみにY!mobileは『毎月300回まで10分以内の通話料がタダ!』という完全な通話料対策が施された格安SIMです。通常、30秒ごとに20円の通話料が発生するので、通話が多い人には非常におすすめですよ。
また通常格安SIMにはない「キャリアメール」も付いています。
その分、格安SIMとしては高めの料金設定なので、そういった点も全て考慮した上で契約しましょうね。
>>参考記事:Y!mobileのレビュー記事はコチラ
口座振替によるデメリット
実は格安SIMの料金を口座振替で支払うのは、あまりおすすめできません。
「ここまで来て何を言い出すんだ!」と思われるかもしれませんが、デメリットが結構あるんですよ。これが。
- 新規契約で音声通話付きSIMを契約できないMVNOが多い
- 端末購入の場合はNGがほとんど
- 口座振替による手数料が掛かる
- 手続きに時間がかかり、SIMの開通までに時間が掛かる
- そもそも口座振替採用のMVNOが少ない。
上記がそうです。各MVNOの対応をじっくり見ていただけた方なら分かると思いますが、やはり口座振替は”例外”としか扱われていないんですよね。
なので「口座振替をするだけで、手数料を取られた・・」みたいなことは普通にありますよ。なので、どうしてもクレジットが嫌!って方のみやればいいかと。
そう思う、明美です。笑
まとめ:正直、クレジットカードの方が良いかと・・
ご覧いただいた通り、口座振替に対応しているMVNOはあまりにも少ないです。
クレジットカードが何らかの理由で作れないのであれば別ですが、格安SIMを契約するならば、やはりクレジットカードを作った方が良いでしょうね。
その方が契約がスムーズですし、余分なお金と時間を使わなくて済みます。「どうしても!クレジットはNO!」って方のみ上記を参考にしてどうぞ。
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