
突然に発表され、即販売開始されたZenfone 3 laser。いきなりすぎて驚きましたよね。
さらにZenfone 3 Ultraも日本で販売されることが決まるなど、ASUSのZenfoneシリーズは絶好調みたいです。
そこで今回は実際にZenfone 3 laserを購入したので、そのレビューをします。
『OCNモバイルONE』のSIMパッケージとセットで販売されていたものです。
およそ26000円程度で購入できましたよ。
>>参考記事:OCNモバイルONEの通信速度とかってどうなの?レビューします
ちなみにUQ mobileでは、19800円から購入できるとのこと。(通信速度の面を考えると、UQの方が良いですよ)
>>参考記事:爆速で有名なUQ mobileは本当に爆速なのかを検証
さて、さっそくレビューしていきましょうか。
メリットだけでなくデメリットもキチンと解説するので、購入を検討している方は、必ず最後までご覧ください。おねがい!
いざ、Zenfone 3 laser開封の儀
こちらが今回届いたアイテム2点となります。
ちなみにこの格安SIM(OCNモバイルONE)については、特に申し込む義務はありません。
上記画像から分かる通り、Zenfone 3 laserの外箱は、Zenfone 2シリーズと同じようにスマホ本体の写真が前面に載っています。
Zenfone 3は黒一色で高級感のある箱になっており、それはそれで格好良かったですが、Zenfone 3 laserの外箱もこれはこれでワクワクしますね。
>>参考記事:高級感たっぷりの「Zenfone 3」をレビューします
箱を開けると、本体のお出ましとなります。
どうでもいいですが、iPhone7ではこの仕様が踏襲されていませんでしたが、やっぱり「箱を開けたらすぐに本体」の方がゾクッとしますね。笑
>>参考記事:速報!iPhone7(ブラック)を買ったのでレビューしよう
中を開けると、本体のほかに以下のものが付属で入っていました。
- USBケーブル
- イヤホン
- ACアダプター
- リリースピン
ちなみにですが、Zenfone 3やZenfone 3 laserのリリースピンってかなり細いんですよね。
なので市販のSIMアダプターとセットになっているようなリリースピンだと、Zenfone 3などには太すぎて入らないことがあるので注意してください。
Zenfone 3シリーズに付属するリリースピンは(どんなリリースピンでもですがww)、失くさないように気をつけましょうね。
本体はZenfone 3を一回り大きくしたようなデザインです。
ちなみに下のナビゲーションバーは光らないので、夜に暗い部屋などで操作するのはちょっと大変ですよ。(実体験)
充電端子はmicroUSBです。
Zenfone 3はUSB-Cだったのですが、こちらはmicroUSBとなっています。
背面はこんな感じ。Zenfone 3と違ってメタルボディになっており、ひんやりします。
カメラがかなり出っ張っているんですが、コレはちょっと見栄えが悪いですよねww
本体サイズはZenfone 3とほとんど変わらない
Zenfone 3とZenfone 3 laserを並べてみました。
意外ですが、ほとんどサイズが変わりません。
つまり画面サイズが大きいから本体も大きくて持ちにくいということはありません。ご安心ください。
ただし画面サイズはやっぱり大きいので、購入前に一度、家電量販店などで触ってみることをおすすめします。
Zenfone 3 laserの起動後をレビュー
ここからは、実際に端末を使ってみての感想を解説していきますね。
いきなり結論!何ら問題なく使えるよ
いきなり結論に近いことを言ってしまいますが、3日ほど使ってみたものの、違和感を覚える点はほとんどありませんでした。
まぁ3点ほど、『気になる人には気になるだろう点』を見つけているので、それは後ほど解説します。
ただ、やはり個人的には「ブラウジングやアプリの起動など」において、性能不足であると感じる場面はありませんでしたね。
Zenfone 3 laserのCPUはSnapdragon 430で低スペック寄りなのですが、より性能の低いSnapdragon 410を搭載しているarrows M03に比べて明らかに快適です。
arrows M03の場合は、アプリの起動時にワンテンポ遅れます。
>>参考記事:arrows M03を使ってみたので使用感をレビュー
そこまで気になるポイントではありませんが、Zenfone 3 laserなら即起動するので、レスポンス面でarrows M03よりもZenfone 3 laserの方が優っています。
カメラ画質は確かに良い
Zenfoneシリーズのカメラは価格を考慮するとなかなか性能が良いことが多いですが、Zenfone 3 laserも例外ではなく素晴らしい画質です。
3枚ほど写真を撮ってみました。以下、実際にご覧ください。
若者にインスタが大流行りしていることから、スマホ写真のクオリティーを求められることが多くなりましたが、どうでしょう?
このスマホなら絶対にみんなが納得する写真を撮れますよ。
画面が大きいので、電子書籍リーダーとしても使える
Zenfone 3 laserは5.5インチのフルHD液晶と、スマホとしては比較的画面が大きい(最近であれば普通だが・・)ので、電子書籍リーダーとしても使えます。
一応、Kindleにて漫画や活字の本を読んでみたのですが、どちらとも普通に読むことができました。
ただ解像度が高く、画質の低い本の場合は少しばかりぼやけてしまいます。
デレステは3D標準が最適設定
ゲームはどんな感じかと言いますと、スマホのスペック審査でよく使う「デレステ」であれば、3D標準が最適設定となります。
実際に少しプレイしてみたんですが、P9liteのように画面が微妙な感じになることもなく、キレイな映像のままでゲームを楽しめました。
ただし一点、この端末には音ゲーを遊ぶ上での大きなデメリットがあります。
その事は以下にZenfone 3 laserのデメリット紹介にてお伝えしましょう。
Zenfone 3 laserの数少ないデメリットをピックアップ
冒頭で書きましたが、Zenfone 3 laserに基本部分でダメな点(デメリット)は見受けられません。
なので普通に使っていく中で不満に思う部分は少ないと思います。
たーだ。
だからと言って何も書かないとなると格安SIMアドバイザーの名が泣くので、とりあえずデメリットになりそうな点をピックアップしてみました。
正直、一番はじめに紹介するスピーカー部分以外は許容されるべき部分だと思うので、そこは「そういうものだろう〜」と思いながら見てくださいね。笑
まぁ今から紹介するスピーカー部分については、人によっては絶対に認められない部分に入るかもしれません。
最も残念に思うのはスピーカー
さて、先ほどデレステのところでも少しばかりお伝えしましたが、Zenfone 3 laserの致命的な欠点は『スピーカー』です。
2万円台で買えるスマホとしては、ほぼ完璧な端末であるZenfone 3 laserですが、ここだけは明らかな欠点と言えますね。
音がかなりこもっており、何を言っているのか分かりづらいです。
Zenfone 3もそこまでスピーカーの音質が良くないんですが、Zenfone 3 laserはそれ以上に”明らかに”音質が悪いと思ってください。
メイン端末をiPhone7(音最高!)にしているせいもあるかもしれませんが、スピーカーについては正直ガッカリしました。
とはいえ、507SHのスピーカーに比べるとまだマシですよ。
音が波打ったりしないので普通に聞けることは聞けます。
>>参考記事:Y!mobileで売られている507SHをレビュー
せっかくの5.5インチフルHD液晶なので音の方もレベルを上げて欲しいですよね。ココをクリアすれば動画再生機としてもおすすめできます。
まぁイヤホンを使ったり、Bluetoothスピーカーを購入したりするといった対策方法はありますが・・。
プリインストールアプリがやたら多い
Zenfoneシリーズはいつもやたらたくさんのプリインストールアプリが入っていますが、今回も同様でした。
Zenfone 3 laserは32GBモデルなので、そこまで大きな負担ではありません。
しかし、初めからこうも余計なものが入っていると使う気を失くしますよね・・。
5.5インチ液晶は迫力があって良いが、片手操作は無理
Zenfone 3 laserは、5.5インチ液晶でフルHDと、価格を考えるとかなり満足度の高い画面を持っています。発色も良く綺麗です。
しかしその分画面が大きく、片手での操作は大分厳しくなります。
成人男性でも画面の上から下までを持った手の指で操作するのは難しいはず。(そんな指短くないよww)ホームボタンは絶対に押せません。(たぶん)
なので基本的には両手で操作することになるでしょう。
スマホは小さい方が良いって方は結構多いですよね?いや、統計とか取ってないので真実は知らないですが、私含めてそういう人は多いはずです。
なので購入前に必ずお店等で手にすることを忠告しておきますよ。だいたい大きさは把握しておくべきです。
まとめ:スピーカー以外は価格以上の満足感
結論、Zenfone 3 laserは、”スピーカー以外”は価格以上の満足感が味わえる良い端末でした。(スピーカーもそんな使わない人には気にならないレベル)
明らかに安っぽさがあるTONE m15よりも安く買えることを考えると、コスパの高さでは最強クラスだと思います。
>>参考記事:格安SIM初心者に最適である『TONE m15』をレビュー
なので、キャリアから格安スマホに乗り換えたいと思っている人には、ぜひおすすめしたいです。
ただ、その場合には以下の点に気をつけましょう。
- 画面サイズが大きいため片手では操作しづらい
- スピーカーの音は悪い
- 快適に使えるが、CPU性能は低め
上記が気にならない程、個人的にはコスパの良い端末だと思いますが、一応ね。買ってから文句言われても嫌なのでww
よくチェックしてから購入してくださいね。では。
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