
どうも!お久しぶりの勇太です。
いきなりですが、最近MVNO限定の格安スマホが増えてきましたよね。例えば、楽天モバイル限定の『honor 8』はその昔当サイトでも紹介しました。
>>参考記事:楽天モバイル限定の人気格安スマホ『honor 8』を買ったよ!
そんな中、CMを連発するUQモバイルは限定端末をどんどん取り入れ始めています。元々はほとんど端末を取り扱ってなかったMVNOなんですが、2016年半ば頃より一気に増やした印象です。
いやー、金持ってますね。UQさん。
中でも『P9lite PREMIUM』という端末は、かなり変わったスマホとして注目を集めています。
母体となっているP9 liteは各MVNOやAmazonなどで普通に販売されており(2万円前後)、王道中の王道になりつつあるのですが、それの進化版という感じですかね。
UQモバイル限定仕様にて、見た目はそのままですがスペックの大幅変更がなされました。
例えば、CPUがKirin650からSnapdragon 617に変更、メモリに関しては2GBから3GBとなりました。さらにさらにWiMAX回線を使用でき、通信速度は下り最大220Mbpsと言われています。
そして一番重要な違いが『対応回線』です。
P9 liteではau回線への確実な対応がなされていませんでしたが、PREMIUMに関してはau回線の格安SIMで確実に使うことが可能になります。
そんなこんなで今回は、スペックの変化によりP9 liteからどう使い勝手が変わったのかを中心にレビューしていきます。
ちなみに今回の購入は「ラクマ」で行いましたよ。
いざ、P9lite PREMIUMを開封
さて、まずは端末のデザインから紹介したいと思います。
外箱はほぼP9liteと変わらない
「これまで紹介してきたスマホの中でも、トップクラス!」ということは残念ながらありません。
というのも、完全にP9liteと同じデザインなんです。
おそらく同じ色の『P9lite』と『P9lite PREMIUM』を並べた時、区別がつかないと思います。それくらい瓜二つなんですよねー。
箱もPREMIUMの文字が追加されているだけでほぼ同じでした。
P9lite PREMIUMもP9liteと同様、初めから液晶保護シートがついていました。そのため後から購入する必要がありません。
なので私の場合はケースだけを買いましたよ。
P9liteを持っている人だとガッカリ?
2万円程度で買えるスマホとしては、高級感がありとても魅力的なP9lite PREMIUM。
しかしあまりにもP9liteと変化がないので、もしも既にP9liteを持っているなら、見た目についてはおそらくガッカリされると思います。
iPhone5sユーザーがSEに買い替えた時のような感覚ですかね。わかりますか?
P9liteシリーズの端末のデザインは、Xperia XZより良い
以前紹介した高級スマホの代名詞『Xperia XZ』とデザインを比較してみましょう。ちなみにその時の記事は下記です。
>>参考記事:Xperia XZのレビュー記事はこちら
まずXperiaの方ですが、手触りが非常に良く、さすが高いだけあるとレビューしていました。
しかし質感が裏面と表面と上・下の面でバラバラだったり、分割線があったりするところがどうにも中途半端だったんです。(詳しくは記事を見てね)
対して、P9liteシリーズは全体的に統一感がありますよね。2万円前後の端末としては最高のデザインでしょう。どうですか?
また安いスマホは質感がダメなことが多いのですが、P9liteは一昔前のキャリア製スマホに比べれば圧勝していると思われます。
つまり個人的には、Xperia XZよりP9liteシリーズのデザインの方が好きです。
P9lite PREMIUMを使ってみた感想!
さて、ここからは実際にP9lite PREMIUMを使ってみた感想をお伝えします。
デレステのCGはP9liteより良い印象
デレステのCGは全然綺麗に表示されなかったP9lite。原因はファーウェイ独自のCPU(Kirin)にありました。
対して、P9lite PREMIUMは『Snapdragon』という多くのスマホに採用されているCPUが使われており、P9liteよりも断然CGが綺麗になっています。
直接マジマジと見比べたわけではないのですが、P9liteや同じファーウェイのhonor 8では「2D軽量」程度でしか快適に動かなかったものの、こちらでは普通に3Dで遊べてますからね。
なので、ゲーマーの人には、P9liteよりもPREMIUMの方が良いでしょう。
WiMAX通信に対応しているが、一切その恩恵は感じられない
P9lite PREMUMの最大の特徴とも言える、WiMAX通信への対応。一体どれだけ通信速度が早いのか、非常に期待していました。
しかし実際のところはWiMAXが使える恩恵を受けているとは到底思えません。
UQ mobile自体が高速な格安SIMなので速度自体は速いのですが、「WiMAXに対応しているから速い」という感覚は特にありませんねー。
速度についての詳しい説明は、UQ mobileの記事で解説していますが、普通のWiMAXルーターのような爆速にはならないので注意してください。
>>参考記事:UQmobileってそんなに早いの?契約する際の注意点といっしょに紹介
この点、WiMAX通信に期待していた方は、ちょっとガッカリでしょう。
そもそも、いつWiMAXに繋がっているのかもよくわかりません。「HD」という表示が出ているのですが、この状態のことなのか・・?
とりあえず通信速度については、他のスマホと変わらないので期待しない方がいいですよ。
ドコモ回線やY!mobileのSIMでも通信できた
au回線が使われているUQ mobile専用モデルのP9lite PREMIUM。
専用端末なのでドコモやY!mobileでは使えないのではないかと心配していましたが、ちゃんとこれらのSIMでも通信が可能でした。
ネットにて端末単体での購入であっても、au以外の回線は使えます。これは素直に嬉しいです。
メモリは3GBなので安心して使える
P9liteはメモリが2GBでした。そのため、やや心もとないところもありましたが、P9lite PREMIUMは3GBです。なのでより多くの場面で快適に使うことができます。
私的にはこの点を結構重宝しており、ここだけを見てP9lite PREMIUMを選ぶ価値はあると思います。
内部ストレージは16GBしかない
ただね、内部ストレージがやっぱり16GBしかありません。
せっかくなので、この点も改良して欲しかったです・・。ただ16GBあれば一応日頃使うアプリは全て入れることができるでしょう。
無理ならmicroSDカード等(写真や音楽が多い人は注意)を用意しないといけませんが、まぁ大丈夫だと思います。
基本的に使い勝手はP9liteと同じで、使いやすい端末
P9liteからの変更点は、メモリやCPU以外の細かい部分でも何点かあります。しかし、基本的にはP9liteとほとんど変わらないという点を覚えておいてください。
ハーウェイ特有の指紋認証はやはり認識不良がなく快適で、Xperiaシリーズよりも圧倒的に反応は良いですね。
また液晶画面も、Xperiaなどの高級端末にはさすがに敵いませんが十分綺麗です。フルHDなので、動画視聴にも最適ですよね。
ちなみに大容量の動画をSDカードに入れてそれをMX Playerで再生すると、初めの数秒だけちょっと動作がガタガタっとなります。
しかしそれ以降は安定して再生できるので、この点はそれほど問題ではないでしょう。
UQ mobileの有料メールも標準で対応しているアプリが入っているので安心ですよ。
まとめ:買うなら『P9lite PREMIUM』を買おう
P9lite PREMIUMはUQ mobileから実質0円で買えるため、中古市場にて、2万円程度の未使用品がでたくさんと流れています。
P9liteよりもメモリが多くCPUもSnapdragonになっていますし、au回線で使わないとしても今からであればP9lite PREMIUMを買った方が良いでしょう。
ただし個人取引だと色々と不安もつきまとうと思うので、初心者の方は中古ショップで買うことをおすすめします。
>>参考記事:中古スマホを買ってスゴく損をした話
WiMAXの効果があまり感じられないのは残念でしたが、P9lite PREMIUMはオススメのスマホです。100点満点中80点くらいでしょうか。
なおスペックは確かに上がっていますが、P9liteを既に持っている人の場合は、わざわざ買い換えるほどではないです。
初めてSIMフリースマホを買う人や、安価な端末を使いたい人にオススメですね。ではでは。
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