
出ましたね。ファーウェイの新しいSIMフリースマホ。
novaとnova liteの2機種展開で、世間ではどうやら圧倒的にnova liteが人気みたいです。
しかし以前当サイトでイチオシしたのはnovaの方なんですよ。これは読みが外れたかも…?
前回はあくまでスペックを見た段階でのレビューでした。
ここはやはり実際に使ってみて判断しなければいけないと思い、2台とも購入してきました!
というわけで今回は、5インチスマホのnovaをメインスマホとして使ってみた感想をお届けします。
novaの箱や本体はこんな感じ!
novaの箱はこんな感じです。
以前紹介した、honor 8と似たような雰囲気ですね。
>>参考記事:楽天モバイル専売スマホ『honor 8』ってどうなの?ちょうど楽天セールなんだけど・・
そして本体はこの通り。
なんとケースが付いてきます!
つまりどうしてももっと頑丈なものが欲しいのでなければ、ケースは買わなくてOK!
SIMフリースマホなのであまりケースが販売されない可能性も高いですし、この付属品でいいんじゃないでしょうか。
novaをしばらく使ってみた感想!
というわけで、ワイモバイルのSIMを入れて1週間ほど使ってみました。
>>参考記事:SIMフリーのiPhone7を、Y!mobileのSIMカードで使ってみたのでレビュー
ワイモバイルのSIMは自動でAPN設定が適用されました。
他にもLINEモバイルのSIMなどで試してみましたが、まったく問題なく通信はできていましたね。
ちなみにau回線にはアップデートで対応ということを見かけたんですが、UQモバイルで普通に通信できましたよ。
しかもこれ、見てください。「HD」になってるんですよ。
HDって、WiMAX回線での通信ができるP9lite PREMIUMでUQモバイルのSIMを使った時と同じ表示なんですよね。
>>参考記事:UQ mobileでのみ購入できる格安スマホ『P9lite PREMIUM』を使ってみた!
もしかしてnovaもWiMAX回線に対応しているんでしょうか?
こちらご存知の方がいらっしゃいましたら、お聞かせ願いたいです。
ちなみにUQモバイルのSIMを使った時の通信速度はこんな感じ。
普段のUQモバイルと変わらず、普通ですね。
利用していてストレスを感じる場面はほとんどなかった
novaを使っていて、特にストレスを感じる場面はなかったです。
YouTubeなどで動画も普通に見られますし、アプリの起動もiPhone並みに速いです。
iPhone6や6sから乗り換えるとしても、まったく違和感はないと思いますよ。
強いて言えばキーボード入力は、やっぱりiPhoneの方がスムーズですね。
iPhoneはホームボタンが画面外にあることもあって、よりキーボードを操作しやすい印象です。
本体サイズはiPhone7より若干大きいものの体感は変わらない
本体サイズは、iPhone7より若干大きいです。
しかし本当に若干なので、体感では変わらないですね。
側面が湾曲していて、持ちやすいです。
カバーをつけなければさらに持ちやすいんですが、落とすと怖いのでつけておいた方が良さそうですね。
あとカメラが飛び出していないのは、iPhone7より良いです。
iPhone7のカメラって、横持ちした時とかにどうにも邪魔なんですよね。
指紋認証の反応が良い
iPhone7の指紋認証はちょっと手が汗ばんでいたりすると反応が悪くなるんですよ。
3回に1回くらい認証失敗しています。
しかしnovaはどんな時も、90%くらいの確率で反応してくれます。
ファーウェイのスマホは全体的に指紋認証の反応が良くて、iPhoneやXperiaよりも圧倒的に上だと思います。
iPhoneっぽい本体デザインは、結果的には良かった
本体デザインがiPhoneにインスパイアされすぎなnova。
画面サイズもiPhone7に寄せてきていますし、もうこれAndroidを積んだiPhoneでは?
しかし結果的には、このデザインで良かったと思いました。
iPhoneから乗り換えてしばらくテストしていたわけですが、OSが違うのに使っていて違和感がないんですよね。
ポケットに入れた時もiPhone7と同じ、USBもType-CでリバーシブルだからiPhoneと同じ。
しかも指紋認証やイヤホン端子の存在はiPhoneよりむしろ便利です。
ナビゲーションバー(戻るボタンとかホームボタン)さえ理解できれば、スムーズに移行できますよ。
ファーウェイはOSまでiPhone風に作られているので、iPhoneから格安スマホへの乗り換えには最適な端末がnovaだと思いました。
プリインストールアプリは多め
プリインストールアプリはけっこう多かったですね。
コンパスとかミラーとか懐中電灯とか、わざわざプリインストールしておかなくても…と思います。
しかしスマホについてよくわからない人が、アプリを入れなくても色々な使い方ができると考えればアリなのかも。
ちなみにミラーとコンパスはアンインストールできましたが、懐中電灯は無理でした。
基準は何…?
デュアルSIMデュアルスタンバイは、使い方が難しい感じ
デュアルSIMデュアルスタンバイに対応しているnova。
これは2枚のSIMを認識させて使えるシステムです。
で、実際使ってみたんですけどこれ微妙ですね。
スロット1のSIMは4Gで通信できますけど、スロット2は3Gなんですよ。
つまりスロット2に入れたSIMで高速通信したいなら、結局SIMカードを差し替えないとダメなんですよね。
スロット2のSIMは通話用、スロット1はデータ通信用みたいな使い方ならアリです。
仕事用とプライベート用の通話SIMを1台にまとめるとかでなければ、スロット2はmicroSDに使った方が良いですね。
アプリアイコンを一番左の画面に持って行こうとするとさらにその左画面に行く
これはバグなんですかね?説明が難しいんですが…。
アプリのアイコンを一番左の画面に持って行こうとすると、さらに左に新しい画面が作られてそこにアプリが置かれます。
つまり一旦行きすぎてしまうんですよ。けっこう面倒ですよこれ。
今後直してもらいたい一番の部分がここだと思いました。
世間的にはこのスマホ「無駄に」スペックが高いのかも
本体価格は3〜4万円くらいのnova。
使ってみても、この性能でこの価格ならコスパは高いと思いました。
しかし世間的にはnova liteの方が圧倒的に好評なのを考えると、価格は高いのかもしれないですね。
確かに実際、ゲームとかをしないならnova liteのスペックでも全然大丈夫です。
「一般的なスマホユーザー」なら、スマホですることといえばLINEと通話、ネットサーフィンくらいでしょう。
あとはせいぜいYouTubeで動画を見るくらいですかね?
そうなってくるとわざわざnovaに3万円以上支払う必要もないかもしれません。
個人的にはかなりオススメのnovaですが、このスペックが必要でないなら他のもっと安い機種でいいかも。
novaはどこで買うべき?販売中のMVNOを紹介
novaはけっこうたくさんのMVNO(格安SIMを販売している会社)で販売されています。
どこで買うべきか、悩みますよね。
そこでMVNO自体のメリット・デメリットも踏まえつつ、ベスト3を挙げたいと思います。
第3位:DMMモバイル
一括34800円でnovaを販売しているDMMモバイル。
>>参考記事:DMM mobileの通話SIMを使ってみて感じたメリット・デメリット
端末購入価格はそんなに安くないですが、月額料金は爆安です。
音声SIMの3GBでも月額1500円。
この安さなら、多少端末代がかかっても十分元は取れるんじゃないでしょうか。
DMMポイントも10%還元ですし、オススメですよ。
第2位:エキサイトモバイル
novaが一括32800円で、けっこう安いエキサイトモバイル。
>>参考記事:エキサイトモバイルの評判を見かけないのでレビューしてみたが意外に良かった話
エキサイトモバイルは、最適料金プランがあるのも見逃せないですね。
毎月の通信量が安定していないなら、エキサイトモバイルを選びましょう。
プラン変更の手間なく、使ったぶんだけ支払えます。
第1位:OCNモバイルONE
私はOCNモバイルONEのSIMとセットで、29800円でnovaを買いました。
ちなみに今も音声SIMとセットの「らくらくセット」なら、29800円で買えますね。
>>参考記事:通信速度が遅いという口コミを聞いて『OCNモバイルONE』を契約してみたけど・・・
OCNモバイルONEは日割りコースがあるので、毎日同じくらい通信する人にオススメです。
私は基本家にいてあんまり外で動画とかは見ないですし、おそらく110MB/日コースが使いやすいんですよね。
まとめ:やっぱりnova、いいじゃん!
nova、やっぱり良かったですよ。
コスパは高く、2年間しっかり使えるスマホだと思いました。
ただ…スマホマニアの私にとっては良かったんですが、一般ユーザーからするとスペックが過剰かもしれないですね。
普通にネットとかLINEができればいいよって人には、nova liteの方が安いし良いのかもしれません。
しかしnova liteも、実際に使ってみないとやっぱり本当に良いとは断言できないわけです。
というわけで、次回は誰かがnova liteのレビューをします!
本当に便利な良いスマホなのか、使ってみて判断してみますね。
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