
ワイモバイルとUQモバイル、続いて楽天モバイルが幅を利かせている2017年春の格安SIM界隈。
もはや、この三社が最強ということで固まりつつありますよね。
▶︎▶︎参考記事:最強の格安SIM?Y!mobile(ワイモバイル)を契約してみた!
▶︎▶︎参考記事:UQモバイルの『ぴったりプラン』と『おしゃべりプラン』を3ヶ月間使ってみた感想!
▶︎▶︎参考記事:使えねぇ!楽天モバイルの3.1GBプランを契約したので体感通信速度を暴露します
確かにこれらは店舗がしっかりあって安心ですし、ワイモバイルやUQモバイルには速度も速いので申し分ありません。
でも、格安SIMって本当はもっと自由なものじゃないですか。
ワイモバイルもUQモバイルも、基本的には2年契約で不自由。
楽天モバイルも通話SIMなら1年契約しないといけません。
やはりドコモ回線で縛り(最低利用期間)が短い格安SIMの中にこそ、真の格安SIMがあるんじゃないでしょうか。
そこで今回、ワイモバイルからOCNモバイルONEに乗り換えてしばらく使ってみました。
ただ乗り換えて使うだけでは芸がないので、今回は大容量の30GBプランを選んでみましたよ。
格安SIMの大容量プランは、ポケットWi-Fiの代わりとしても重要視されています。
ポケットWi-Fi代わりに使ってみた感想も含めて、OCNモバイルONEの30GBプランについて解説します。
まずはおなじみのスピードテストから行なっていきますので、チェックしてみてください。
OCNモバイルONEで、1日スピードテストしてみた!
OCNモバイルONEを2週間程度使っています。
まずはスピードテストの結果から発表しましょう!一番気になるのは、ここですよね。
朝は普通に使える程度のスピード
朝は、だいたいいつも下り3〜5Mbpsくらい出ますね。
あまり速くないですが、これだけ出ていれば全然大丈夫です。
朝なら動画も音楽も、もちろんネットサーフィンも余裕ですよ。
昼は激遅で音楽も聴けない!
昼はね、要注意です。
OCNモバイルONEのお昼はもはや地獄でした。
IIJmioと同じくらいだと勝手に思い込んでいましたが、もっと遅いです。
▶︎▶︎参考記事:速度は遅いけど快適に使える!ドコモ回線のIIJmioを、再びしばらく使ってみたよ
音楽をiPhoneのミュージックアプリで再生しても途中で止まりまくり。
できることはネットサーフィンが限界でしたね。
OCNモバイルONE、夜もけっこう遅いぞ!
最後は夜です。
夜って、格安SIMごとに速度が普通に戻る時間がバラバラなんですよ。
19〜20時くらいに速度が落ち着くものが多いですが、OCNモバイルONEは22時でもなお遅い感じ。
夜にスマホを使う人は、OCNモバイルONEだとちょっと厳しいですね。
音楽は普通に聴けますし、動画も画質にこだわらなければ見られますが…。
ここはもっと頑張って欲しかったですね。
通常時なら速度はそこそこ出るけど…
OCNモバイルONEも、回線さえ混雑していなければ普通に使えるんですよ。
こんな感じで、普通に高画質でも動画が見られる時間帯はチラホラあります。
でも、混雑していない時間帯が多くないんですよね。
午前中と昼下がりの各2〜3時間、あとは早朝くらいです。
学生や社会人だと、いつも遅くてがっかりしてしまうかも。
OCNモバイルONEの30GBコースを使ってみた感想!
メイン回線として契約した、OCNモバイルONE。
2週間ほどバリバリ使っているので、当然日々の中で色々と思うところがありました。
ここからは、思ったことを述べていきます。
仕事用としては特に問題なし
OCNモバイルONEをiPhoneで使っています。
テザリングが使えるので、外出先では仕事用のモバイルルーターとしても活用しています。
私の仕事内容だと、仕事用で使うのにはほとんど問題なかったですね。
情報収集のためのネットサーフィンなら、OCNモバイルONEはいつでも大丈夫です。
12〜14時くらいまでは、色々と我慢が必要
今までずっとワイモバイルだったので、気にせずお昼も通信していました。
でもOCNモバイルONEに乗り換えてからは、お昼の12〜14時までは我慢の時間となりました。
特に12時30分頃から13時まではキツいですね。
この時間って、みんな休んでスマホをいじるじゃないですか。
結果、速度がやばいことになります。
もうね、音楽さえも聴けないんですよ。
最近お昼に外出する機会が多いんですが…。
あまりにもキツいので、聴きたい音楽はあらかじめスマホ本体に保存しておくようにしました。
OCNモバイルONEを使う音楽好きの人は、スマホにmicroSDカードを入れてそこに音楽を保存しましょう。
私はiPhone7Plusの128GBモデルに、音楽をどんどん入れてます。
はっきり言ってお昼のこの低速化は、最悪です。
でもワイモバイルより圧倒的に料金が安上がりなことを考えるに、これは妥協すべき点ですね。
速度を求めるならワイモバイル、料金を安く抑えるならOCNモバイルONEです。
30GBプランは、自宅に固定回線があると持て余す
30GBプラン、私には多すぎでした。
自宅に固定回線があるので、めっちゃ持て余してます。
30GBあるから外出先で気兼ねなく通信できますが、今までずっと節約してきたこともあってついつい使わないように気をつけてしまっています。
これは私の使い方の問題ですね。おそらく、今まで容量が足りなくて苦しんでいた人にはかなり嬉しいでしょう。
3月は30GBプランで使いましたが、4月からは6GBプランに変更しています。
OCNモバイルONEの30GBプランは、固定回線としては使いづらい
30GBプランをもし固定回線代わりに契約したい人に忠告です。
ここまで解説してきた通り、昼と夜は速度がめっちゃ下がるんで固定回線代わりは厳しいですよ。
私も近々引っ越すかもしれないんですが、その際は普通に光回線を引く予定です。
自宅での通信環境はもっと快適な状態にしたいと感じました。
外出先で使う分にはOCNモバイルONEでも十分ですけど、自宅は光回線の方が良いです。
光回線を引くのには手間がかかりますが、その分毎日快適に使えますよ。
スイッチと接続してゲームをダウンロードしてみた感想
任天堂のゲーム機・スイッチを友達の家に持っていって遊んでいた時、対戦できるゲームが一本しかないので何かダウンロード版のゲームを買ってみることにしました。
OCNモバイルONEの回線にスイッチを接続し、ショックトルーパーズというゲームを購入してみたんですが…読み込みが長かったですね。
14時頃だったんですが、まだ速度は戻っていなかったみたいです。
128MBのゲームのダウンロードに、10分くらいかかりました。
とっさの機会にiPhoneからテザリングで通信できるのは良いですけど、速度が遅いのはやっぱりイマイチに感じられますね。
妥協していますが、「ちょっと不便だな」と感じることは多いです。
まとめ:OCNモバイルONEは、使い方が難しい
OCNモバイルONEは、まあ典型的なドコモ回線の格安SIMですね。
ただ、ドコモ回線の格安SIMの中でも使い方が難しいです。
混雑している時間帯が長くて、この感じだとおそらく快適に使える時間の方が短いのではないでしょうか。
例えばお昼だと14時でもまだ速度が遅いですし、17時にはまた低速化していきます。
多分OCNモバイルONEクラスの大手だと速度が改善されることもないですし、最低利用期間を過ぎたら、別のMVNOに乗り換えると思います。
OCNモバイルONEは、うまく活用できる自信がある人にオススメの玄人向け格安SIMですね。
初めて格安SIMに乗り換える人は、OCNモバイルONEはやめておいた方が良いかも。
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