ギガモンスターなど、キャリアでは20GBや30GBの大容量プランを安めに展開し始めましたよね。
支払額自体は8000円や1万円で高額ですが、キャリアの充実したサービス内容でこれだけの大容量が使えるのはなかなか魅力的です。
しかし格安SIMも負けてはいませんよ。キャリアに対抗して、各社が大容量プランを新しく展開し始めました。
以前も大容量プランを紹介しましたが、あれからだいぶ状況が変わってきています。
▶︎▶︎参考記事:大容量・使い放題系格安SIMは一体どこが『おすすめ』か比較してみた!
というわけでこの春に新生活を始める人向けに、今回は格安SIMの大容量プランについて解説します。
ランキング形式で紹介しますので、チェックしてみてください。
格安SIM大容量プランランキング!
早速ランキングを発表します。
第5位:NifMo(13GB)
今回紹介する中では最も容量が少ないので、5位です。
13GBだと、頻繁に動画を見たり一日中スマホを見ていたりする機会が多い人にはちょっと足りないかもしれません。
しかしNifMoの13GBプランは、なかなかに魅力的なサービスです。
10GBプランを値段はそのままで、13GBにまで増量しているのがこのプランです。
ドコモ回線の格安SIMであるNifMo。以前レビューしましたが、はっきり言って特徴は薄い格安SIMでした。
▶︎▶︎参考記事:NifMoを契約して、ワイモバイルやDMMモバイルと通信速度を比較してみた
13GBプランの登場によって「安い割に大容量が使える」というメリットが生まれたので、今回見事ランクインを果たした形になります。
固定回線代わりにするには心許ないですが、スマホである程度たくさん通信するならNifMoが比較的安上がりですよ。
ただし上には上があります。続きも読み進めてみてください。
第4位:OCNモバイルONE(20GB、30GB)
OCNモバイルONEも、20GBや30GBの大容量プランを登場させました。
これだけあればスマホをポケットWi-Fiの代わりにすることもできますね。ただ、人によっては厳しいかも…
▶︎▶︎参考記事:ワイモバイルからMNP!OCNモバイルONEの大容量30GBプランに乗り換えてみた
スマホと自宅回線を分けるなら、20GBプランでも十分ですね。
固定回線を契約せずにスマホでパソコンなど全ての通信を行うなら、30GBがオススメです。
比較的安い料金設定ではあるものの、そこまで他に印象に残るポイントがなかったため、今回は4位にランクインとなりました。
このあと紹介する楽天モバイルに比べると速度などの不安は少なめなので、オススメはできる格安SIMです。
第3位:U-mobile Max(25GB)
今回は3位にしましたが、コスパという点では最強なのがU-mobile Maxです。
なんとデータSIMなら2380円、音声SIMでも2880円という激安価格で毎月25GBも使えます!
さらに月額500円で3分かけ放題(1日50回まで)も契約できるので、安くて大容量の格安SIMを契約するならU-mobile Maxがオススメです。
NifMoより安く、倍近い通信量が使えるのは驚異としか言いようがありません。
しかしここまで安いと、ちょっと不安がありますね。実際速度はどんな感じなのか、気になるところです。
第2位:BIGLOBE SIM(20、30GB)
第2位は、BIGLOBE SIMです。
BIGLOBE SIMは料金がやや高めなのですが、シェアSIMが安いので家族での乗り換えには最適です。
今回紹介している他の格安SIMはどれも個人向けですが、BIGLOBE SIMは家族向けですね。
最大5人でシェアできるので、5人で30GBを契約すれば一人当たり6GB使えます。
自宅に光回線があるなら、十分なボリュームですね。
一人で使うなら他の格安SIMがオススメですが、家族で契約するならBIGLOBE SIMがベストですよ。
家族で使う場合は、自宅に光回線などがあるのが望ましいですね。
第1位:楽天モバイル(20GB、30GB)
今回第1位に選んだのは、楽天モバイルです。
▶︎▶︎参考記事:口コミ・評判の良い『楽天モバイル』は本当に格安SIM初心者に「おすすめ」なのか
30GBプランの月額料金が異常な安さなので、速度面に不安はあるものの1位にせざるを得ませんでした。
キャリアだと、30GBプランは1万円程度の月額料金になります。
しかし楽天モバイルならそれより4000円近く安上がり。
これはもうお得としか言いようがないでしょう。
月額850円の5分かけ放題をつけても、7000円。3000円は安いことになります。
浮いた3000円を毎月貯金すれば色々なことができますよ。
一人暮らしの場合、30GBあれば光回線を別に契約する必要がない人も多いですよね。
別に光回線を契約しないなら、さらに5000円弱お金が浮きます。
格安SIMの最大のメリットである「料金の節約」。
これを考慮した場合、最もオススメなのは楽天モバイルの大容量プランです。
それぞれの音声SIMの月額料金を一覧で比較!
最後に、今回紹介した格安SIMを一覧でご覧ください。
NifMo(13GB) | OCNモバイルONE | U-mobile Max(25GB) | BIGLOBE SIM | 楽天モバイル | |
20GB | 3500円 | 4850円 | 2880円 | 5200円 | 4750円 |
30GB | 6750円 | 7450円 | 6150円 |
料金を比較してみると、U-mobile Maxの安さが際立ちますね。
30GB必要ないなら、文句なしにU-mobile Maxがオススメです。
20GBや30GBの通信量においては、やはり楽天モバイルが激安です。
安さ重視の場合、
・25GBまでならU-mobile Max
・30GBなら楽天モバイル
こういう選び方になるでしょう。
ドコモ回線なので、いずれも回線混雑にかなり弱い
今回紹介した5つの格安SIMはいずれも、ドコモ回線の格安SIMです。
ドコモ回線の格安SIMは、12〜13時や17〜22時頃に回線が混雑し、スピードが下がります。
特に12〜13時は厳しいです。お昼休みにスマホを見るのは厳しいことに注意しましょう。
また大容量プランを自宅回線代わりにするなら、17〜22時頃の速度低下にも気をつけたいところですね。
昼に比べるとそこまで速度は落ちないのですが、高画質な動画を見ていたりすると頻繁に止まってしまいます。
速度がいつでも快適じゃないとダメなら、キャリア契約も考慮するべき
格安SIMの紹介をするサイトなのにこう言っちゃうのは不本意ではありますが…。
昼や夜も快適に通信したいなら、キャリアでギガモンスターなどを契約するのも良いですね。
キャリアの大容量プランはいつでも高速通信可能、5分かけ放題がついて8000円や10000円です。
高額ではあるのですが、代わりに高速通信がいつでもできるわけで…。
固定回線代わりとして快適に使えます。
もし光回線などを別に契約しないなら、スマホ代が1万円近くなってしまってもそれほど痛手にならないのでは?
困ったことがあっても店舗で対応してもらえますし、高性能なAndroidスマホやiPhoneを分割購入することもできます。
格安SIMの大容量プランも良いですが、キャリアの大容量プランも意外と悪くないですよ。
ただしキャリアの大容量プランは2年契約で、格安SIMより長いです。
月額料金だけでなく、この点にも注意ですね。
まとめ:大容量プランを安く契約するなら、U-mobile Maxか楽天モバイルがオススメ
以前の記事とは全然異なるラインナップになりましたね。
2017年3月現在に大容量プランを安く契約するなら、U-mobile Maxか楽天モバイルがオススメです。
ただし格安SIMは速度面でキャリアにどうしても劣るものです。
もしこれらの格安SIMに不満が生じたら、キャリアの大容量プランに乗り換えてみるのも一つの手です。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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