
ドコモ回線の中古スマホの中でも、特にオススメできるのがXperia Z3 Compactです。
4.6インチ画面のコンパクトサイズに加え、ガラス製の背面など高級感があるのが魅力のこのスマホ。
性能的にもまだまだ一線級です。
しかし口で勧めただけでは説得力に欠けるところがありますので、実際に今回は中古で購入しました。
ちなみに、メルカリで買いました。
スペック的には間違いないXperia Z3 Compact。
今回はさらに性能を引き出すため、SIMロック解除も行なっています。
それでは、端末をチェックしていきましょう。
Xperia Z3 Compactを開封!
それでは早速、開封から。
外箱は特に語ることなし
こちらが外箱です。いつものXperiaの箱ですね。
付属品は必要最低限
付属品はアンテナケーブル、充電スタンドです。
Xperia Z3 Compactはまだ充電スタンド対応で、この次のA4が最後の充電スタンド対応モデルです。
充電スタンドは動画視聴にも使えて、なかなか便利ですよ。
防水性能を高めるため、USB端子はキャップに覆われています。
しかし充電スタンド対応なので、キャップを外さずおけば充電可能。
とはいえパソコンに接続するときなどに、本体のキャップを外さないとUSB接続端子が出てこないのはやっぱり不便です。
本体はやはり高級感がある
こちらが本体です。
こちらが本体です。
安いガラスフィルムをAmazonで買って貼り付けたのですが、ちょっと汚れが目立つのでいまいちでした。
背面はツルツルで手触りが良いのですが、そのツルツルさが仇になっている面もあるので要注意です。
わずかにでも傾斜がある場所におけば、100%滑って落下します。
ケースに入れたほうが安心ですね。
端末デザインなどについては文句なし
やはり一昔前のXperiaはデザインが良いですね。
最近は若干安っぽくなってきたように思えますが、2014年製のこのスマホについては問題なしです。
この後に出たA4は廉価版的なデザインですし、Z5Compactはちょっとあっさりしたデザイン。
高級感のあるZシリーズの小型端末としては、最後の良デザインだと思います。
Xperia Z3 Compactをしばらく使ってみた!
Xperia Z3 Compact、しばらく使ってみました。
やはりドコモ標準の機能は不要
ドコモスマホなので、SIMフリーに比べて色々と微妙な点もあります。
ドコモといえばこのランチャーと羊ですよね。
もちろん今回も、いずれも使わないのでランチャーごと変更しました。
標準でXperiaの標準ランチャーが入っているので、設定から変更すると良いでしょう。
格安SIMではドコモ系のアプリは使えないので、アンインストールや無効化をしましょう。
このように3つのランチャーが最初から入っています。
なお格安SIMでドコモのスマホを使っていると、ドコモ関連のアプリからやたら通知が来ます。これらはスルーしましょう。
遠隔サポートや位置情報アプリなどが通知に出てくるのですが、どうせ格安SIMでは使えません。
中古品を買うときの注意:おサイフケータイが登録できない場合あり
今回このXperia Z3 CompactでモバイルSuicaを使おうとしたのですが、なんと登録できませんでした。
コールセンターに問い合わせを行うと、どうやら前所有者が設定を削除せずに売却した関係でデータが残っていたようです。
モバイルSuicaの運営側でデータを削除してもらえたため、無事にモバイルSuicaは使えるようになりました。
もしも中古でスマホを買っておサイフケータイを使いたい時は、こんなことがあるかもしれないので注意しましょう。
コールセンターに問い合わせれば大丈夫。
カメラはかなり綺麗だが、注意点がある
Xperia Z3 Compactで写真を撮ってみました。
一切加工していない状態ですが、そこそこ綺麗ですよね。
普段使いなら、3年近く前のスマホになるZ3 Compactでも大丈夫でしょう。
ただし一点だけ注意点があります。
白い背景を撮影すると、真ん中あたりが赤っぽくなる仕様です。
あまりこういった場所を撮影することはないかもしれませんが、この仕様は要注意ですね。
画面はフルHDではないものの綺麗、サイズはコンパクトで十分持ちやすい
最近のスマホは5.2インチが主流です。
はっきりいって大きくて持ち運びに不便だと、個人的には思っています。
Xperia Z3 Compactは4.6インチのHD液晶を搭載しています。
サイズが小さめなので、片手で問題なく操作可能なのがやはり良いです。
画面のスペックはXperia XZなどに劣るわけですが、十分見やすいと思います。
液晶の質はさすがにXperiaだけあって、古いモデルとはいえ高いですね。
ほとんどのメーカーがこういった小さなスマホを出さなくなってしまいましたが、もっと4インチ台のスマホが増えて欲しいと感じましたね。
挙動は問題なし、Android6.0が動く
ドコモ版Xperia Z3 Compactは、アップデートでAndroid6.0.2に対応しています。
そのためかなり新しめのOSが使えます。
挙動は特に問題なしで、普通に快適にサクサク動いています。
3年弱前のスマホとは思えない快適さ。これは良いですね。
ドコモのショップではしきりにZ3 CompactからX Compactへの乗り換えを勧めていましたが、壊れていないなら乗り換えは不要にも思えるほどです。
ちなみにX Compactとの比較も今後行いますので、こちらもご期待ください。
ストレージ容量の少なさは弱点
16GBしかストレージ容量がないので、アプリをたくさん入れたり動画などを本体に保存したりすると、一瞬で容量が尽きます。
この点には注意が必要ですね。
Xperia Z3 CompactのSIMロックを解除してみた!
以前、Xperia AのSIMロックを解除した模様をお伝えしました。
>>参考記事:2013年製のドコモ端末『Xperia A』をSIMロックを解除して格安SIMで使ってみた
今回も同じドコモショップでSIMロック解除手続きを行いました。
要身分証明書、手続きは5分程度だった
以前SIMロック解除をした際は不要だった身分証明書の提示を求められました。
担当の人や日によって対応は違うようです。身分証明書は忘れないようにした方が良さそうですね。
Y!mobileのSIMが使えるようになった!
SIMロック解除のメリットはこれ。
SIMロックを解除した結果、Xperia Z3 CompactでY!mobileのSIMが使えるようになりました。
Y!mobileのSIMはメインで使っているiPhone7用にしているので、この端末で使うことは実際のところないです。
UQ mobileのVoLTE対応SIMでは通信不可能
au回線の格安SIMであるUQ mobileのSIMも試してみたのですが、こちらは無理でした。
VoLTE対応SIMの契約だったため、VoLTE非対応のXperia Z3 Compactでは利用できなかったみたいです。
テザリングはどのSIMでも不可!
ちなみにY!mobileSIMでのテザリングはできませんでした。
これはXperia Z3 Compactの仕様によるものですね。
実はドコモ回線のMVNOであっても、この端末において格安SIMでのテザリングは不可です。
本家ドコモのSIMでしかテザリングはできないので、注意しましょう。
まとめ:安くて快適に動作するので、格安SIMでの利用にはやはり最適
ドコモ版Xperia Z3 Compactは、高くても25000円くらいで状態の良いものが手に入ります。
テザリングができない、ストレージ容量が少ないといった弱点はありますが、格安SIMでの利用にはやはり最適だと思いました。
もっと大きなスマホが良いなら、Z3の方でも良いでしょう。
ゲームも普通に動きますし、オススメですよ。
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