
SIMフリーのスマホは、毎年たくさん発売されますよね。
この春にもいくつか、最新モデルが登場しました。
今回は、2017年春の最新スマホについて解説します。
VAIO Phone A、Moto G5、Moto G5 Plus、そしてPIXI 4の4種類です。
またこのほかに、この春登場したスマホはnovaシリーズもありますね。
こちらは既にレビュー済みなので、過去の記事をチェックしてみてください。
>>参考記事:ファーウェイのnovaを購入して、メインスマホとして使ってみたけどやはり良かった
>>参考記事:楽天モバイルで、nova liteを店頭購入!コスパは高いけど…おすすめできない!
VAIOのSIMフリーAndroidスマホ・VAIO Phone A
まずはVAIO Phone Aについて解説しましょう。
価格(DMMモバイル) |
24800円 |
OS |
Android 6.0.1 |
CPU |
Snapdragon 617 |
メモリ |
3GB |
ストレージ容量 |
16GB |
画面 |
5.5インチ、フルHD |
カメラ |
アウトカメラ:1300万画素 インカメラ:500万画素 |
重さ |
167g |
バッテリー容量 |
2800mAh |
このスマホ、あのVAIOが作ったスマホです。
VAIOといえば、ノートパソコンが有名ですよね。自宅で使っているPCがVAIOという人も多いのではないでしょうか。
VAIOは日本の会社なので、どうしてもスマホは日本製じゃないと嫌!という人にもオススメの選択肢になります。
注目ポイントをいくつか解説していきましょう。
価格の割に性能は高め、ただしストレージ容量は少ない
約25000円でメモリ3GB、CPUにSnapdragon 617が搭載されているのはなかなか良いですね。
ゲームも快適に動くのではないでしょうか。
ただ、ストレージ容量が16GBしかないのは残念です。
ここは多少価格が上がっても、32GBにして欲しかったところ。
例えば以前紹介したSH-M04。
>>参考記事:手頃な価格で高機能!大人気機種・SH-M04をレビューしてみた
これをまだ頻繁に使っていて満足度は高いんですが…。
アプリを必要最低限の20本程度しか入れていませんが、もう残り1GBくらいしか容量が残っていませんからね。
ストレージ容量は32GBじゃないと、今の時代は厳しいように思えます。
画面サイズは5.5インチで、人を選ぶ
VAIO Phone Aは画面サイズが5.5インチ。
スマホの画面って、大きければ大きいほどいいわけでもないと思うんですよね。
4インチ〜5.2インチくらいまでなら一応多くの人が満足できるサイズですが、5.5インチは人を選ぶと思います。
以前紹介したiPhone7Plusもこのサイズでした。
>>参考記事:iPhone7Plusを買ってみた!今まで使ってきた7と比べての感想
私の場合は、5.5インチはメインで持ち運ぶのがちょっと大変ですね。
VAIO Phone Aを購入したい人は、今もっているスマホより大きいなら一度家電量販店で確認した方が良いですよ。
VAIO Phoneシリーズは、ここから盛り上がっていく?
VAIO Phone A、性能はストレージ容量以外十分ですし、価格の安さも素晴らしいです。
ただ、思うんですよね。そろそろ本気を出してもいい頃ではないか、と。
VAIO Phoneはこれが初の機種なわけではありません。
初代VAIO Phoneは既存の端末の名前を変えただけの商品で大不評。
2代目はWindows 10 MobileのOSだったため人気が出ませんでした。
今回のVAIO Phone Aは、基本的に2代目であるVAIO Phone BizのOSをAndroidにしただけです。
おそらく今回のVAIO Phone Aは、今までの2機種よりも人気が出るでしょう。
価格も手頃で、性能もOKですからね。MVNOでの取り扱いも多いです。
Aが売れたらその結果を受けて登場すると思われる、初めからAndroidのOSを搭載した全く新しいVAIO Phoneに期待したいです。
VAIO Phone Aは良いか悪いかで言えば良いんですが、「ここがすごい!」と言える点が薄いように思えます。
今後は、何かその端末じゃないといけないような魅力的なポイントがある新製品に登場してもらいたいですね。
Moto G5は可もなく不可もない印象
Moto G5は、モトローラのSIMフリースマホです。
Amazonで買えるので、Amazonで購入しつつどこかのMVNOで契約したSIMと組み合わせるのが良いでしょう。
Moto G5 |
|
価格 |
24395円(amazon) |
OS |
Android 7.0 |
CPU |
Snapdragon 430 |
メモリ |
2GB |
ストレージ容量 |
16GB |
画面 |
5インチ、フルHD |
カメラ |
アウトカメラ:1300万画素 インカメラ:500万画素 |
重さ |
149g |
バッテリー容量 |
2800mAh |
Moto G5は、あまり際立ったオススメポイントがないんですよね。
性能が価格の割に高いタイプの端末ですが、nova liteの方がコスパという点では良いんですよ。
画面サイズが5インチでフルHDというのは、novaと共通していますね。
悪い点は特にないんですが、あえてこの端末をお勧めする理由もない印象です。
Moto G5 Plusは高コスパスマホ!オススメ!
先に言っちゃいますけど、今回紹介する中ではMoto G5 Plusが一番オススメです。
まずはスペックをご覧ください。
税抜価格 |
32800円(IIJmio) 38308円(Amazon) |
OS |
Android 7.0 |
CPU |
Snapdragon 625 |
メモリ |
4GB |
ストレージ容量 |
32GB |
画面 |
5.2インチ、フルHD |
カメラ |
アウトカメラ:1200万画素 インカメラ:500万画素 |
重さ |
155g |
バッテリー容量 |
3000mAh |
どうでしょうか。ちょっと細かく見ていきましょう。
まさかのメモリ4GB。
Zenfone3やnovaなど、Snapdragon 625搭載のスマホは色々あります。
しかしそれらはメモリが3GB搭載なんですよね。
>>参考記事:Zenfone3を購入したので使い心地をレビュー!arrows M03とも徹底比較したよ
Moto G5 Plusはなんと、メモリ4GB。honor8と同じです。
>>参考記事:楽天モバイル専売スマホ『honor 8』ってどうなの?ちょうど楽天セールなんだけど・・
同価格帯のスマホに比べても抜きん出たところがあるMoto G5 Plusは、お勧めできるSIMフリースマホです。
今から買うならこれですね。
多少水に濡れても大丈夫
防水ではありませんが、Moto G5 Plusは撥水コーティングがなされているため多少水に濡れても大丈夫なんです。
お風呂に持ち込むのはおそらく無理ですが、もしもちょっと水がかかってしまったとしても安心なのは嬉しいですよね。
迷ったらこれを買おう
迷ったらMoto G5 Plusを購入しましょう。おそらく満足できます。
特にメモリ4GBが嬉しいですね。
メモリは大容量であるほど、快適に使えます。
PIXI 4はサブスマホ用
最後に紹介するのはPIXI 4です。
このスマホ、とにかく安くて性能は低いです。
税抜価格 |
10000円(DMMモバイル) |
OS |
Android 6.0 |
CPU |
MTK6735M |
メモリ |
1GB |
ストレージ容量 |
8GB |
画面 |
5インチ 854×480 |
カメラ |
アウトカメラ:500万画素 (ソフトウェアで800万画素対応) (ソフトウェアで500万画素対応) |
重さ |
169g |
バッテリー容量 |
2000mAh |
はっきり言って、メインスマホとして使うのは無理。
性能が低すぎて、今からこれをメインにするのはストレスが溜まりまくりです。
しかしメインスマホが壊れた時のサブスマホ用なら、アリかもしれませんね。
最近、格安スマホには故障の際の代替機がない事にクレームが寄せられたりしていますよね。
確かに、代替機はない場合がほとんどです。
そのため今使っているメインのスマホが壊れてしまった時の代替機代わりに、PIXI 4を持っておくと良いでしょう。
あるいは子供にもたせてポケモンGOで遊ばせるとか、そういったメインスマホ以外の使い方にならアリです。
まとめ:Moto G5 Plusを買うべし
新しいスマホが色々登場しましたけど、一番良かったのはMoto G5 Plusですね。
メモリ4GBと撥水コーティングが魅力のMoto G5 Plus。
DSDSにも対応していますし、オススメですよ。
IIJmioなら安く買えるので、これから格安SIMに乗り換えるならIIJmio+Moto G5 Plusの組み合わせも良いでしょう。
LEAVE A REPLY