
始まりがあれば終わりもあるわけですが、まさかぷららモバイルLTEが終わるとは…。
ぷららモバイルLTEが、11月にサービスを終了するんです。
ぷららモバイルLTEは以前このサイトでも紹介したことがあり、使い放題プランの存在が魅力でした。(速度は遅かったけど)
>>参考記事:ぷららモバイルLTEの定額無制限プランを申し込んでみたのでレビュー!悪評はマジ?
格安SIMってたくさん存在しますが、その規模はバラバラ。またユーザー数なども常に移り変わっているものです。
今後もどんどん、終わっていく格安SIMは出てくるでしょう。
キャリアと違って格安SIMは、こういうところが不安定。
もしものことを考えて、今後の乗り換え先を常に検討しておくのが大事ですよ。
それでですね、今回はぷららモバイルLTEを契約している人やこれから契約を考えていた人のために、乗り換え先を色々紹介していきます。
使い放題系の格安SIMや、大容量プランが中心になりますね。
一体どこに乗り換えればいいかわからず困っている人は、参考にしてみてください。
使い放題プランを契約するなら、U-mobile PREMIUMがオススメ
使い放題系の格安SIMって、大容量プランの登場によってどんどん影が薄くなってきましたよね。
今回のぷららモバイルLTE終了に伴い、今後もどんどん減っていく予感がします。
実は今から紹介するU-mobile PREMIUMも、公式サイトの扱いを見るにそう長くなさそうな予感が…。
「U-mobile PREMIUMはこちら」の小ささが、非常に不安です。
とはいえ、使い放題で契約するならU-mobile PREMIUMが良いと思うんですよ。
ひとまず、紹介を始めていきましょう。
ちなみに以前レビューしているので、こちらも合わせてご覧ください。
>>参考記事:IIJ回線の使い放題SIM・U-mobile PREMIUMを契約してみた
U-mobile PREMIUMは、IIJがMVNEなので安定感がある
IIJmioやDMMモバイルと同じく、IIJがMVNEとして関わっているのがU-mobile PREMIUMの魅力です。
>>参考記事:速度は遅いけど快適に使える!ドコモ回線のIIJmioを、再びしばらく使ってみたよ
>>参考記事:DMMモバイルのスピードテストをやってみた!
IIJがMVNEの格安SIMは混雑時に通信速度が下がりやすいデメリットを抱えていますが、速度が下がる混雑時も含めてけっこう快適に通信できるんですよね。
・動画を混雑時に高画質でバリバリ見たい
・アプリを混雑時にどんどんダウンロードしたい
といった場合はちょっとオススメできかねますが、そうでなければOKでしょう。
U-mobile PREMIUM、実際に以前使ってみましたが、その時のレビュー記事でも述べた通りなかなかよかったですよ。
U-mobile PREMIUMは、月額料金もそこそこ安い
データSIMなら月額2480円、音声SIMでも2980円で契約できるのがU-mobile PREMIUMのメリットです。
大容量プランは、この値段じゃ契約できません。せいぜい10GBプランが契約できる程度の料金ですよ。
安くて速度もそこそこ速くて使い放題なのが、U-mobile PREMUMのメリットなわけです。
デメリットは通信制限が不明瞭なこと
U-mobile PREMIUM、使い放題なんですが、通信制限はあるんですよ。
じゃあ使い放題じゃないんじゃ…って思いますよね。
この注意事項の一番下をご覧ください。なんだか制限の基準が漠然としてます。
ここがU-mobile PREMIUMのデメリットですね。
通信制限は仕方ないとして具体的にどれだけ通信したら速度制限がかかるのかわかれば良いんですが、よくわからないんです。
これに納得できるなら、U-mobile PREMIUMを契約してもOKです。納得できない場合は、ちょっと思い留まって他の候補も調べてみてください。
大容量プランなら、DMMモバイルやIIJmio(6月から)
よほどのスマホヘビーユーザーでなければ、大容量プランを契約しておけばほぼ使い放題みたいなものです。
ということで続いて、大容量プランのオススメ候補を二つ紹介します。
DMMモバイルには20GBプランがあり、IIJmioでは6月よりデータオプションが登場、最大40GBを利用可能です。
20GBプランをDMMモバイルで契約すれば安いのでお得
20GBプランは、DMMモバイルが一番安いです。月額3980円から!
つまりたくさん通信するけど20GBには収まるよ、ということならDMMモバイルの契約がお得ですね。
IIJmioなら、データオプションの利用で最大40GB使える
IIJmioでは、2017年の6月から大容量プランのようなオプションとしてデータオプションが開始されます。
20GBや30GBのパケットを、今契約しているプランに追加できるんです。
データオプションなら10GBプランに30GBのパケットを追加することで最大40GB使えるので、通信量がとにかく多い人にオススメですね。
DMMモバイルとIIJmioのデメリットは、やはり回線混雑による速度低下
DMMモバイルとIIJmioには、やはり「お昼などの回線混雑時に速度が下がる」デメリットがあります。
昼や夕方〜夜にスマホを使う機会が多い人は、要注意ですね。
通信速度重視なら、使い放題や大容量は諦めるしかない!
ここまで紹介した3つの格安SIM。
・U-mobile PREMIUM
・DMMモバイル
・IIJmio
いずれもIIJの手による格安SIMです。そしてもう一つの共通点が、「速度が落ちる時間帯の存在」。
ハッキリ言います。
通信速度重視の人は、20GBなどの大容量プランを契約するのは諦めましょう。
格安SIMには、
・ワイモバイル
>>参考記事:最強の格安SIM?Y!mobile(ワイモバイル)を契約してみた!
・UQモバイル
>>参考記事:テレビCMなどでも話題のUQ mobile『ぴったりプラン』を実際に契約してみた
・LINEモバイル
>>参考記事:速度は下がった?LINEモバイルの速度を再び検証してみた(2017年3月編)
以上3つの「速度が速いと定評がある」ものがあります。
言い換えれば、この3つ以外は絶対に昼や夜に速度が落ちます。
そしてこれら3つの格安SIMでは、大容量プランが展開されていません。
一応ワイモバイルとUQモバイルでは契約開始から2年間だけ、14GBまで通信可能です。
でも他社の大容量プランである20GBより6GBも少ないんですよ。
キャリアなら、速度も通信量もバッチリな大容量プランを契約できます。
しかし月額料金は8000〜10000円と高額になってしまうんです。
・速度重視なら通信量を諦める
・大容量を安く利用したいなら通信速度が不安定なことは諦める
速度かコスト削減か、じっくり検討してみてください。
U-mobile MAX(25GB)も気になる存在。
使ってないのに勧めるのはあまりよろしくないので、ここでは紹介だけしますね。
U-mobile MAXは、25GBをなんと月額2380円から使えるんです。恐ろしいコスパの高さ。
他社の10GBプラン(例:mineoDプランは月額2520円)よりも安く、25GBもの大容量を使えます。
なんでこの価格で提供できるんでしょうか…?
はたしてちゃんと快適に使えるのか、それとも速度が激遅で価格なりなのか気になるところ。
今後タイミングが訪れたら、当サイトでレビューしてみたいと思います。
おまけ:速度が遅くて良いなら、UQモバイルのデータ無制限
最後に一つだけ。
UQモバイルでは、月額1980円から「データ無制限プラン」を展開しています。
このプランはau回線で、最大500kbpsで通信可能です。
速度が遅い代わりに、安く使い放題を利用できるわけですね。
もしも低速で十分なら、UQモバイルでデータ無制限プランを契約することで使い放題の格安SIMを活用できますよ。
SNSとか軽いネットサーフィンとか、ライトな使用しかしないならデータ無制限プランがおすすめです。
まとめ:時代は使い放題から大容量プランに変わっていく。
使い放題プラン、ぷららモバイルLTEが終了するのも納得なほどに活気がないです。
これからは、大容量プランの時代でしょう。
大容量プランって容量が決まっているのが不安ですが、容量が決まっているので安心とも言えますよね。
U-mobile PREMIUM、どのくらい通信したら速度制限がかかるのかわからないのがやっぱりちょっと不安…。
今回紹介した中で私が最もおすすめなのは…IIJmio+データオプションですね。
ただしデータオプションは6月から開始。5月時点ではDMMモバイルがおすすめです。
ぷららモバイルLTEからの乗り換え先は、大容量プランで検討してみてはどうでしょうか。
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