
皆さん、格安SIMで使う「SIMフリーのスマートフォン」はどのようにして購入していますか?
恐らくですが、格安SIMを契約するときにセットで購入してる方が一番多いでしょう。次にインターネット(Amazonとか)で購入するパターンかな、と思います。
しかし今回紹介するのはそのどちらでもない。
「家電量販店で買う」という方法です。
家電量販店の中には、そのお店でしか買えないSIMフリースマホを販売するところがあったり、独自の良さがあったりするものです。
例えば今回紹介する『ヤマダ電機』で言うと、しばらく前から自社製スマホやタブレットを販売しています。
Windows 10 mobileの『EveryPhone』なんてものが、ずっと前から販売されていたのですがご存知でしょうか?
また2017年、突如Androidが搭載されたEveryPhoneシリーズが一気に6機種も登場しました。
そこで今回はヤマダ電気専売である『EveryPhone』6種類のスペックや機能を見ながら、買うならどれがオススメか考えていきたいと思います。
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EveryPhoneの端末名と特徴をチェック
まずは端末名と特徴をチェックしていきます。正直、種類が多すぎて、どれがどう違うのかちょっとわかりづらいEveryPhone。
どれがどんなメリットを持つスマホなのか、簡単に解説していきますね。
EveryPhone ENは1万円で買える安さ最重視の端末
最も安いEveryPhone ENは、1万円で買えるのが特徴です。
はっきり言ってしまうと、安さ以外に特に際立った特徴はありません。笑 なので安さ最重視の人にオススメの端末となります。
EveryPhone ACは1万円台で画面が6インチ
EveryPhone ACは、画面が6インチと大きいことが特徴です。
ただし注意しなければいけないのは、画面サイズは6インチあるものの解像度はHDなんですよね。つまり解像度はクソ悪い…。ということに。笑
この点、店頭にて一度確認した方が良いでしょうね。
EveryPhone MEは1万円台でデュアルカメラ搭載
EveryPhone MEは、1万円台で買えるのにも関わらずデュアルカメラが搭載されています。
しかしながら言っても1万円台のスマホには変わりないので、「デュアルカメラ搭載」というだけで過度な期待は禁物でしょう。
あっそうそう、あとは端末がメタルボディになっています。これも特徴の一つ。
EveryPhone PWは6000mAhの大容量バッテリー搭載
EveryPhone PWは、バッテリー容量が驚異の6000mAh!
大容量を謳っている雷神(フリーテル)よりも、さらに1000mAhも多くなっています。
そしてその他のスペックも割と高めですね。機能的にも「指紋認証機能」や「ジャイロセンサー」などが搭載されていて良い。
という感じで、個人的にはここまで紹介してきた中で一番面白い端末だと感じています。とくにバッテリー持ちは最高なので、そこ重視の方は特にご検討ください。
EveryPhone HGはデュアルカメラ搭載でスペックが高い
PWに引き続き、EveryPhone HGもスペックが高い端末です。またMEと同じくデュアルカメラが搭載されているんですね。
ただしバッテリー容量がかなり少なく、2000mAhだとか。低電力を謳うのはいいですが、バッテリー持ちが悪いのは結構痛いです。
結果、これもやはり不思議な端末ですよね。
バッテリー持ちについては実際どうなのか、気になるところなのでまた次回レビューしてみますね。乞うご期待!
EveryPhone DXはCPU性能が10コアと高い
最後に紹介するEveryPhone DXは、CPU性能が高くその他のスペックももちろん高いです。
また上に同じくデュアルカメラが搭載されており、スペック最重視ならこのEveryPhone DXが一番おすすめかなぁと思います。
と、言った側から重要な欠点を見つけてしまいました。笑
それは、なぜかDXだけOSがAndroid 6.0と古いんですよね。今後アップデートの予定はあるのでそれほど問題はありませんが、なぜ一番高性能なモデルなのにOSだけ一番古いのか謎。
総評:EveryPhoneシリーズはマニア向けに感じられる
「これって…」と思って情報を検索してみたところ、EveryPhoneシリーズって海外のスマホをヤマダのスマホとして発売しているんですね。
そのせいでしょうか。日本で普通に発売されることがないであろう変わったスマホが多いです。
「低価格なのに6インチ」とか、「低価格なのにデュアルカメラ搭載」とか。「6000mAhのバッテリー」もなかなか強烈でしたね。
この点、スマホマニアとしてはEveryPhoneはとても面白く感じました。
ただしヤマダ電機という超大手家電量販店で販売されているからか、それに似たような価格帯の端末が何機種も用意されており、正直ごちゃごちゃしているのが気になります。
スペックや機能も、捻り過ぎですよ。ほんと。
まぁ簡単な総括として。特徴を見た限りでは、EveryPhoneシリーズはマニア向けな端末ですね。
なのでスマホ初心者が扱うようなものではないですし、そういった人はファーウェイやASUSのスマホを買った方が無難でしょう。
スペック一覧から見て一番使えるスマホはどれ?
もう冒頭の軽い紹介の方で散々書いていたのですが、一応もう少しスペックや機能についての比較。またそこから分かる「一番使えるであろうスマホ」を決めたいと思います。
今回は公式サイトの一覧表を基に考えていますので実際に使ってみてどうこうではないことご了承ください。レビューはまた今度しますね。
CPU性能が一番高いのは、EveryPhone DX
CPUは、10コアのEveryPhone DXが一番ですね。これ以外だとHGとPWが8コアCPUで、その他3機種は4コアとなっています。
そしてこれはちなみになんですが、EveryPhoneシリーズは全部CPUがMediaTek製となっています。つまり日本のゲームアプリなどは快適に動かないかもしれません。この点注意!
メモリとストレージ容量は、高価格帯の3機種が高性能
PW・HG・DXはメモリ4GBでストレージ容量が64GBになっています。それに対して、EN・AC・MEはメモリ2GBでストレージ容量が16GBと少し低いですね。
このことからメモリとストレージ容量については上位3機種を選んでおいて問題ないでしょう。
余談ですが、私としてはこれら3機種ずつの中間の価格でメモリ3GB、ストレージ容量32GBの端末が用意されていればバランスが良かったように思いました。
メモリ4GB・ストレージ容量64GBってたしかに魅力的ではあるんですが、持て余す人も少なくはないと思うんですよね。
カメラの画素数は、EveryPhone DXが最高
ソニー製の1300万モノクロ画素+1300万カラー画素のカメラが搭載されているEveryPhone DXが、最もカメラ性能が高いですね。
ソニー製というのが安心感があります。日本メーカーは安心!
画面解像度はフルHDのPW、HG、DX
画面解像度も上位3機種がやはり高いです。
ただし上位3機種は画面サイズが全て5.5インチなんですよ。なので5インチのスマホが欲しい場合は、HDのENかMEを選ぶしかありません。
一番重量が軽いのはEN!スペックも考えるとME、HG
スマホは毎日持ち歩くものなので、軽い方が良いですよね。
この点、軽さではENが一番でした。しかしENはスペック的に、メインスマホとしての利用は厳しいんですよね。ただ軽いだけ。
「軽いだけとか意味ないだろう!」と思う方に、私が個人的に良いと思うのが、EveryPhone HGとなります。5.5インチで165g。
またMEも165gとなり、こちらは大きさが5インチです。このHGとMEは軽さとスペックを両方見たときに結構おすすめです。
もう一度総評!スペックはやはりDXが一番
価格が高ければ良いというものではありませんが、EveryPhoneにおいては49800円と高額なDXが、一番性能が高く機能も充実していました。
なのでスペック最重視で、一番使えるスマホを選ぶなら『EveryPhone DX』でしょう。
まとめ:EveryPhone、種類多すぎ!
最後にそれぞれの機種がどういった人におすすめなのか、一言でまとめていきますね。
- とりあえずスペック最重視ならDX
- DXを買う予算はないけどスペック重視ならHG
- バッテリー重視なら6000mAhの大容量バッテリーが搭載されたPW
- 5インチでそれなりのスマホが欲しいならME
- 6インチのスマホを安く手に入れて遊びたいならAC
- サブスマホなどの軽い用途ならEN
私が魅力に感じたのは、DX、PWですね。この二つは使ってみたいと思いました。逆に微妙に感じたのは、MEとHG、ACです。笑
MEやHGはどうにも特徴が薄く、ACは解像度がダメダメなように思えます。まぁ価格が安いという点が特徴の一つなので使ってみたいと思えないのは普通なんですが…。
ただACの解像度は、一度実物をチェックしてみたいですねー。
ちゃんと綺麗に見えるんでしょうか?どうなんだろう??ってことでこのACに関しては必ずレビューするので待っててください。
そして先ほど微妙といったMEとHGですが、確かにスペックが低くあまり使いたいと思えないものの、スマホ初心者ならこの二つで良いと思いますよ。
価格が手頃で性能も全スマホと比べればそれなりにあるので。ぜひ選択肢の一つにどうぞ。という感じで今回は終わり!
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