
2017年6月に発売された新型のiPad Proを買ってみました。
世間的な評判は上々ですが、結論から言いますと私としても大満足!
初めて購入してから5年ほど経ちますが、iPadを使わない日はない私。
今回のiPad Proは文句なしに「買い」だと思いました。スペックは明らかに向上しています。
格安SIMで使ってみようということで、今回はCellularモデルを購入しています。
それでは早速、レビューしていきますね。
iPad Pro本体をレビュー
まずは本体についてです。
と言っても、あくまでiPad Proの新型ということもあって特に今までのiPadシリーズと大きな違いはありません。
こちらが外箱です。外箱は本体サイズギリギリのサイズ。
箱の中には本体とACアダプター、Lightningケーブルが入っています。必要最低限かつ十分な付属品ですね。
そしてこちらが本体です。純正のSmart Coverを取り付けています。
Smart Coverはもっと派手な色にしたかったんですが、発売日直前に予約したらこの色以外はもう数日待ちだったんですよ。
とはいえこのシンプルな黒いSmart Coverも、しばらく使っていると悪くないように思えてきました。
赤や水色など目立つ色も良いですが、落ち着いた黒もアリですね。
サイズや重さについて
今回のiPad Proは画面サイズが前機種の9.7インチモデルよりも大きいです。
しかし画面の左右の手で持つ部分(ベゼル)が狭くなっているのであまり本体サイズが変化していません。
あとベゼルが狭くはなっていますが、誤動作したりはしないので特に使いづらくはないです。
持ち運びやすさにおいても、サイズはそこまで変わらないためとくに今までと変わりませんね。
私はたまに喫茶店に持ち込んでネットを見たりしてます。
パソコンを持ち歩くときはiPadまで持つとカバンが重くなってしまうので家に放置していますが、パソコンがないときはカバンにiPadを入れています。
重さについては前回の9.7インチモデルよりスペック上30gくらい重くなっているんですが、実際持っていると確かに重くなったなと。
軽さ重視の人は、今までのiPadを持っていた人が10.5インチモデルに買い換えるとちょっと残念に思うかもしれません。
しかし重くなったガッカリ感以上に、全体的なスペックアップによる快適さの方が私は圧倒的に上回りましたね。
Cellularモデル、めっちゃ高い!
10.5インチモデル発売の少し前、iPadに廉価モデルの「iPad」が登場しました。
「iPad」は、docomoなどでは実質0円くらいで買えてしまいます。
AppleStoreでは32GBのWi-Fiモデルが最安で税込み40814円、Cellularモデルが57024円です。
iPadは比較的手ごろな価格ですが、今回紹介するiPad Proの10.5インチモデルは価格がとにかく高い!
一番安い64GBのWi-Fiモデルでも最低75384円ですし、私が買ったCellularモデルはなんと91584円です。
しかもですね、純正のSmart Coverが6264円もしたので合計97848円です。ほぼ10万円ですよ!
それなりの性能を持つノートパソコンや自作PCが手に入ってしまう価格なので、気軽に買えないのがiPad Pro10.5インチモデルの唯一にして最大のデメリットだと思いました。
無理してProを買う必要はありません。ネットサーフィンやYouTube、軽いお絵かきくらいなら廉価版のiPadでも大丈夫です。
とにかくストレスなしで、iPadをあらゆる用途でバリバリ使いたい人が選ぶべきなのが新型iPad Proですね。
でも私的には、せっかく買うならProの方がおすすめですね~。
iPad Pro 10.5インチモデルの使用感レビュー
というわけで、使用感について詳しく述べていきたいと思います。
動作がなめらかすぎてびっくり
今回のiPad Proは、iOS11が出るまでの間は特にこれだけで使える新機能などはないので「スペックが上がっている」ことが最重要ポイントになります。
まず言いたいのは、動作のなめらかさがすごいってこと。
9.7インチのiPad Proも発売日に手に入れて、「これは快適!」と思いました。しかし10.5インチを触った後だと、もう戻れないですね。
1ヶ月弱使い続けていますが、動作について不満を覚えたことは一度もありません。
9.7インチだとたまにアプリが強制終了するのが鬱陶しかったんですが、この問題も今のところ起こっていません。
価格が高いだけあるな、と思いましたよ。
アプリによってはキーボードがちゃんと表示されないのが残念
動作自体はなめらかなんですが、一つ気になることが。それはキーボードです。
iPadのキーボードの中にスマホと同じフリック入力が使えるものがあるんですが、これがなぜか使えないアプリがあるんですよ。
Apple純正ではないアプリでけっこうこの問題が起こる印象なので、まだ最適化されていないのかも。
早めに解決して欲しい問題なんですが、iOSアプリって意外とこういう細かい部分を放置する印象があるんですよね…。
iPhoneの話になりますけどTSUTAYAやゲオの公式アプリとか、未だに2014年に登場したiPhone 6以降の画面解像度に最適化されていないですからね。
動画視聴や音楽再生には、やっぱりiPadが一番
iPadは、昨年のPro9.7インチモデルからスピーカーが左右に搭載されていて音が綺麗。
さらに今回画面のサイズも少し大きくなって、動画を見る機器としては最強になりました。
私は寝る前によく、iPad Proで動画を楽しんでいますよ。
部屋にテレビもあるんですが、iPadならもっと気軽に楽しめますね。
また私の部屋のテレビは、画面サイズこそ30インチくらいあるもののHD程度の画質。
2224×1,668という解像度のiPad Proの方が圧倒的に映像が綺麗です。
iPad Pro、動画プレーヤーとしては最強です。そもそも部屋のテレビより価格が2万円くらい高いですし、当然といえば当然かも。
ただし、画面比が4:3なので最近のドラマとか映画(画面比が16:9やそれ以上横長な作品)を見るときはちょっと画面が小さくなってしまうのがiPadの難点です。
またスピーカーが高音質ということで、音楽を聴くのにも良いですね。
おそらく外付けのBluetoothスピーカーとか、いらないです。
iPad ProのCellularモデルにおすすめの格安SIM
今回Cellularモデルを購入したということで、格安SIMをiPad Proに入れています。
ちなみに使っているのは、以前レビューしてそのまま契約していたmineoAプランです。
>>参考記事:mineoAプランでスピードテストをしてみた!通信速度結果はこちら
Aプランはau回線の格安SIMですが、SIMフリーのCellularモデル
私の場合そこまで頻繁にiPadを持ち歩くわけではないんですが、やっぱりいざという時にLTEで通信できると安心ですね。
スマホからのテザリングでも十分ではあるんですが、月末などスマホの通信量がけっこう消費されているときもありますし。
ただ私のようにそこまで頻繁にiPadを外に出さない人なら、最低でも500MBで月額700円になるmineoAプランよりも月額480円で1GB使えるDMMモバイルの方がおすすめですね。
>>参考記事:通信量の節約法を伝授!格安1GBプランを契約するならDMMモバイルがおすすめ
またmineoAプランの場合通信速度が落ちる時間帯もあるので、速度重視ならLINEモバイルやUQモバイルでnano SIMを契約するのも良いでしょう。
>>参考記事:速度は下がった?LINEモバイルの速度を再び検証してみた(2017年3月編)
>>参考記事:UQモバイルに『おしゃべりプラン』が登場!しばらく使ってみての感想は?
なおUQモバイルで契約するなら、通話SIM専用のぴったりプランやおしゃべりプランではなくデータ高速プランのデータSIMがおすすめです。
3GB使えて月額980円と、なかなか安くて速度も高速ですよ。
まとめ:iPad Pro、大満足
iPad Proの10.5インチモデル、これは最強のタブレットですね。
ここまで快適に使えるタブレットはなかなか無いですわ。
以前当サイトで紹介したMediaPad M3も良かったですが…。
画面サイズが8インチのMediaPad M3よりも大きなタブレットが欲しいなら、予算さえなんとかなるならiPad Proを私はオススメしたいです。
>>参考記事:楽天モバイルで販売中!MediaPad M3のLTEモデルを買ってみたのでレビュー
本体価格がめっちゃ高いので、Cellularモデルを買うならオススメは格安SIMと合わせての利用ですね。
キャリアで購入すると通信料金も高くなってしまいますし、DMMモバイルなど月額料金が安い格安SIMと組み合わせて使うのが良いでしょう。
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