
ついに発売されました、iPhone X!
私は店舗受取で予約していて、早速早朝に受け取ってきましたよ。
本日が発売日ということで、初日に購入して初期設定を終えてからしばらく使ってみての感想を紹介します!
14万もしたiPhone Xですが、結局のところ買いなのか、買いじゃないのか。チェックしていきましょう!
iPhone Xを開封!
ちゃちゃっと開封から始めていきましょう!
iPhone XはiPhone 8シリーズと違って、端末デザインがガラッと変わりました。
といってもデザインにおいて大きく変わったのは、画面の大きさとホームボタンの削除なので全体的には今までとそこまで変化しているわけでもないのですが…。
まずこちらが外箱!
iPhone Xの外箱は今までのiPhone 7などの外箱のように、端末の写真が載っているタイプ。
1回何も書いていない無地の箱になった時がありましたが、やっぱり端末が写っている方がワクワクしますね。
私はAppleStoreで購入したので、今回は未開封状態でSIMフリーモデルをゲットできました。
キャリアショップで買うと動作確認のためとはいえ店員さんに先に開封されてしまうのが微妙に嫌なんですが、SIMフリーモデルなら未開封で受け取れるのでありがたい!
付属品はいつも通りの構成
外箱を開けるとiPhone 7と同様に白い説明書やリリースピン入りの一式が現れ、外すと本体登場。
そして本体を外すと、付属品が現れます。
付属品がこちら。
付属品はまあ、いつものケーブルとイヤホン、そしてACアダプターですね。
せっかく14万円もするので、どうせならイヤホンはプラスチックケース入りにして欲しかった気もします。
あとは個人的には、今回急速充電にも対応しているということで急速充電可能なACアダプターが付いていたりするともっと嬉しかった!
もっとも、私は毎年iPhoneを買い換えているので基本的に査定時の減額がないよう状態をきれいに保つためにこれらの付属品って一切使いません。
それを考えると、付属品についてはいつも通りでも私は支障はないですね。
ちなみにiPhoneを含めたスマホの売却については以前当サイトに記事が投稿されているので、気になる方はチェックしてみてください。
>>参考記事:スマホの買い取り解説
本体サイズは確かにiPhone 8より少し大きい
今回のiPhone Xは6~8よりもサイズが少し大きくなっていると聞いて、若干不安はあったんですよね。
比較の参考も兼ねてiPhone 8を購入しているので、実際に並べてみた画像をご覧ください。
確かに、若干横幅と縦幅が大きくなっています。
サイズが変わったといってもひとまわりくらいの差なので、思ったよりは握ってみても違和感がありませんでした。
重ねてみるとこんな感じで、縦幅の差や電源ボタンの大きさの変化がわかりやすいですね。
帰りに寄ってみると既に家電量販店には展示機が並んでいたので、気になる方は大きめの家電量販店に足を運んでみてはどうでしょうか。
8とXを比べてみると、側面がメタリックな感じでギラギラしているXの派手さが目立ちます。
高級感では、8よりXの方が上ですね。実際端末代も数万円異なりますので、価格相応のパワーアップでしょう。
こちらが背面の画像。背面のツルツルした処理は同じ感じですが、カメラ部分がレンズ数の違いの関係でまったく異なっています。
ファーウェイのスマホとかGalaxy Note 8などデュアルレンズの波は押し寄せてきているので、iPhone Xも無事レンズ2つになって安心です。
純正のフリップケース「レザーフォリオケース」も買ってみたよ!
私は、iPhoneのケースは基本的に純正のものを使うようにしています。
理由は、純正だけあって作りがしっかりしていて触り心地も基本的に良いからです。(SEのレザーカバーだけはちょっと微妙に感じましたが)
非純正のものも買うことはあるんですが、品質にばらつきがあります。
ものによってはかなりショボかったり、本体に傷が付きそうだったりしてイマイチなことも。
そのため多少高くても、最低1年は使う製品なので純正のケースを買った方がなにかと安心。
で、今回はフリップケースである「レザーフォリオ」を買ってみました。
できる限り画面に傷を付けたくないので、画面をガードできるフリップケースが良かったんですよ。
純正フリップケースは1万円もするのでちょっと高いんですが、非純正のものを買ってから満足できず純正品を買い直すよりはいいかと思って迷わず購入。
ちなみに本体の発売前、10月31日には届いてました。
早速ケースを着けて数時間ですが使ってみた感想は、
- 手触りは文句なし、レザー製で満足度高し
- ICカードやポイントカードなどを入れられるので、対応しない電子マネーを使う際などに役立つ
- 画面カバー部分を後ろに回すと厚みが当然増すので、片手操作は無理
以上3点ですね。
1万円以上するだけあって、手触りは最高。
この手のケースって、安いと変なニオイがしたり触り心地が気持ち悪かったりしますが、純正品は流石の高級感!ニオイとかもありません。
いわゆるレザー製なので滑りづらく、しっかりとした握り心地を味わえます。
また本体背面が当たる部分は「マイクロファイバー」と呼ばれるもので、おそらく擦れて背面に傷が付いたりしづらくなっていますね。
そしてカバーを開くと覆う側にカードを1枚と、レシート等の紙を挟めると思われる2つのスペースがあります。
私は2枚のクレジットカードを入れようと思ったんですが、実際入れてみると手前側は完全にカード用に設計されていて問題ないものの、奥側はぴったりと収納できない広いスペースになっていました。
手前側はとりあえずApple Payで使えない楽天Edyに対応している楽天カードを入れておいて、奥側の方はレシートや薄いポイントカードなどを収納するのに使おうと思います。
そして気になった点は、この手のカバー部分を背面に回せるケースではありがちなんですが「カバーを開いて握ると分厚い」。
結果として片手での操作は、かなり難しくなります。
もっと気軽に、いつでも自由に操作したいならおそらく画面を覆わないタイプのケースを選んだ方が良いですね。
私はTPOに合わせて使い分ける用に、非純正で前面を覆わないタイプのカバーも念のため購入しました。
(「純正が最高」と散々説明しておいてなんですが、流石に純正を何種類も買うのは予算的に厳しかったので…)
総合的には、カバーは大満足。レザーフォリオのようなフリップケースをiPhone Xで使いたいなら、純正がおすすめ!
ちなみにレザーフォリオは磁石内蔵で、カバーを開けば自動で画面が点灯する機能もあります。
iPhone Xの初期設定について
あまりにもワクワクしすぎて、今回iPhone Xを受け取ったら一目散に近くの喫茶店に突入して初期設定を行いました。(余計な音とかは出ないように気をつけているので大丈夫ですよ!)
機種変更時の初期設定がなかなか簡単だったので、解説しますね。
iPhone同士の機種変更はあっという間に終わる(設定が)
iPhone Xの電源を入れたら、なんと手元にあったiPhone 8に「同じアカウントでログインする」みたいな画面が表示されます。
それを押すと、カメラでiPhone Xに表示された画面を写すことを求められます。
画面の枠に青いもやもやした表示を写すと接続が完了し、iCloudのデータやバックアップの読み込みが開始されます。
端末のアップデートなどしばらく時間はかかるものの、煩わしい設定なしでデータを移行できました。
ただ注意したいのは、今まで使っていた端末に保存されたいたアプリのデータを機種変更後の端末で読み込む際に人によってはめっちゃパケットを消費すること。
またアプリのデータの読み込みには、容量が多ければ多いだけ時間がかかります。
今回私はPocket Wi-Fiに接続していたんですが、20GBくらい通信したうえにPocket Wi-Fiが激しくバッテリーを消費。
結果2時間くらいでバッテリー切れになってしまいました。
続いて別途持っていたサブスマホのY!mobile回線を使ってアプリの読み込みを継続しましたが、契約している通信量2GBをすべて使い切ってしまいました。
ここでおとなしく諦めて、自宅に戻って光回線のWi-Fiで最後までアプリの読み込みを終えられました。
Wi-Fiでバックアップデータを復元する人は、アプリなどのデータが多い場合要注意。
スマホのSIMの回線やポケットWi-Fiで行うより、自宅の光回線を使った方が良いでしょう。
Face IDの初期設定は顔をぐるぐる回す
顔を360度、2回ほど回すのがFace IDの初期設定です。
これはあまり人に見られたくない光景ですね…。自宅の自室で初期設定をした方が良いでしょう。
しかし指紋認証に比べてイラつかされることが無いのは良いですね。
指紋認証の初期設定って、なんか指がちょっと汚れてるだけでやり直しになったりして面倒じゃないですか。
Apple Payの移行は簡単!SuicaをiPhone Xに移したよ
iPhone 8にまだ8000円分の残高があったので、Suicaのデータを移行させました。
同じiCloudアカウントでログインしている状態にしておいて、iPhone 8にあるWalletアプリのSuicaを削除してからiPhone XのWalletアプリで新規追加を行えば、同じ残高のSuicaを移行できます!
1回削除するのはすごい不安がありますが、消えないのでご安心を。
削除時の画面にも、「いつでも同じデータを追加できるから安心してね」みたいなことが書かれています。
iPhone Xの初日使用レビュー!
というわけで、iPhone Xをまだ数時間ですが使用した感想レビューです!
大画面対応・非対応のアプリを紹介します
iPhone X、まだあの大きな画面サイズに対応しているアプリが少ないです。
これはiPhone 6や5の時も同じでした。
今後間違いなく多くのアプリが対応してくれるためそこまで不安に思う必要はないのですが…
やっぱりせっかく最新の大画面端末を手に入れたのに対応していないアプリが多いのはちょっとガッカリなんですよね。
しかもiPhoneって、とくに企業やお店系のアプリは未だにiPhone 6の画面サイズにさえ対応していないアプリもあります。
使う人が多いアプリは色々調整とか大変だと思うんですが、頑張って欲しいところ。
さて、私が使ってみた中でiPhone Xの画面サイズに対応していてフル表示できたものとできなかったものをリストにまとめますね。
iPhone Xの画面サイズに対応していた主なアプリ
- Appleのアプリ全般
- YouTube(動画は画面比の関係で画面端が余ります)
- Hulu
- Twitter(純正)
- Yahoo!天気
- Amazon
- ヤフオク
- dポイント
- ラクマ
- 楽天市場
- Yahoo!乗り換え案内
- Strava
- Evernote
- dropbox
- Moneyforward
- Googleドライブ
iPhone Xの画面サイズに非対応だったアプリ
- LINE
- メルカリ
- ゲオ
- ケーズデンキ
- ヨドバシカメラ
- ツタヤ
- Kindle
- Amazonプライムビデオ
- Reeder
- Feather
- Googleスプレッドシート
- inbox
- チャットワーク
こんな感じ。例えばGoogle系のアプリは、対応しているものと非対応のものがまばらですね。
非対応のアプリだとメルカリやLINE、Kindleなどのネット系サービスは早めに対応してくれると思いますが、実店舗があるお店のアプリは今までの傾向からすると長くかかりそうです。
片手での操作は全然大丈夫
iPhone Xではホームボタンが消えて、ホームボタンに戻る際は画面下のバーをスライドさせるしくみになりました。
例えばミュージックアプリの場合は、「見つける」の下の黒いバーですね。
これ、アップル公式の説明などではけっこう指を長くスライドさせていたんですが…実際は1センチくらい縦にスッとスライドさせればホーム画面に戻れます。
起動中アプリ一覧の表示はスライドさせて画面の真ん中あたりで止める感じですが、こちらもそこまで長い距離指を動かすわけではありません。
そこまで指の移動がないため、片手で持って操作することも十分可能です。
ただ手のサイズによっては厳しい場合もあるので、厳しいならスマホリングを着けたり、両手で操作したりしましょう。
画面上部の切り欠きはやっぱりダサい
インカメラ部分は画面ではなくなっているiPhone X。やっぱりこの切り欠きはイマイチですね。
ここまで本体上部にまで画面が広がっていること自体は素晴らしいんですが、どうせなら切り欠きもなしにして欲しかった!
今後技術が発展したら、切り欠きがないような形状にもできるんでしょうか。期待したいところです。
ワイヤレス充電は遅いし熱を持つしでかえって手間、おすすめは急速充電
今までに使ってきたワイヤレス充電対応端末もそうでしたが、ワイヤレス充電は本体が熱を持つし充電速度が遅いしであまり良い印象がありません。
またスマホって、寝るとき以外はメールが来たりしてちょくちょく触るじゃないですか。その度充電を一旦やめるのも煩わしい。
上の写真は参考例ということでモバイルバッテリーに機器を接続していますが、ACアダプターでも充電速度は遅いんですよ。
そしてiPhone Xや8は、MacBookのACアダプターやLightningケーブルといった対応機器を使えば急速充電が可能。
つまりわざわざワイヤレス充電の機器を買ってくるより、急速充電できるACアダプターやケーブルを買った方が良いと私は思います。
カメラで写真を撮ってみた!
最後に、今回デュアルレンズに対応したということで何枚か写真を撮ってみました。
iPhone 7や8のカメラ性能も私は文句なしでしたが、どのくらい変わったんでしょうか。
比較のため、iPhone 8とXで同じ被写体を撮影。Xは背景ボケを適用できる「ポートレートモード」です。
上の写真がiPhone 8で撮影した花の写真です。
まあ、これでも正直十分綺麗ですよね。しかしXだと…
この通り、背景をぼかすことでよりクオリティが高い写真を撮れるわけです。(私の写真技術はさておき)
こちらも上はiPhone 8、この文章の下はiPhone Xで撮影。
やはり奥の葉っぱがぼけていて、よりそれっぽい写真になりますね。
後は写真の腕さえあれば、iPhone Xの性能を活かしてクオリティの高い写真を撮影できるでしょう。
最後に、自販機の写真。やはり1枚目がiPhone 8、2枚目はXです。
う~ん…こういった被写体は無理にポートレートモードにしない方が良い感じがしますね。ちょっとぼけ方が不自然なような。
以上、写真を実際にとって比較してみたレビューでした。
iPhone Xの予約~購入手続きの感想
最後に、今回はApple Storeのアプリから予約購入して実店舗で受け取ったのでその感想を軽くまとめます。
16時1分になっても購入できず
16時1分になれば予約受付開始となったiPhone Xですが、アプリが全然開かず。何度再起動してもダメ。
例年だと16時3~4分くらいになればいけたんですが、今年はダメでした。
私が購入画面に移動できたのは16時7分頃で、カートに入れて予約確定ボタンを押そうとしたらそのタイミングで本来購入予定だったシルバーの256GBモデルの発売日受取が不可に!
ブラックに変更してもダメでもうおしまいか…と思ったら、Apple Store受け取りなら発売日に受け取れることが発覚!無事、予約を確定できました。
ネットで情報をチェックしてみるとブラウザならすぐ入れたという人がいたり、アプリでも16時1分の段階で入れた人がいたりとまばらでした。
アプリで予約した方が速い!みたいに各所でいわれていましたが、今回のiPhone Xについてはそんなこともなかったように思えます。
店舗受け取りはスムーズだった
発売日の8時30分に受け取る設定にしていたので、Apple Storeに出向くと50人程度の列が。(地方だったからか、少なめでした)
入り口前ががっちりガードされていたんですが、店員の方に予約していたものを受け取りたいと説明したところ問題なく通されてすぐにiPhone Xを受け取れました。
おそらく宅配で受け取るよりも早い時間に手に入れられたので、お店に足を運ぶのは面倒だったものの結果オーライですね。
今後はもっと店頭受け取りを活用していきたいと思います。
Apple Care+には入らなかった
iPhone XのApple Care+は22,800円(税抜)とのことで、もはやこの金額だけでP10 liteとか安いスマホが買えちゃう。
壊したときは膨大な修理費を請求されるリスクはあるのものの、流石に出費がキツすぎるので私は入りませんでした。
2年間しっかり使うなら入っておいた方が安心ですが、私のように基本新型が出たらすぐ買い換える人は無理に加入せずしっかりケースで身を固めた方が良いのではないかと。
まとめ:iPhone X、高額だけど満足度も高い
まだまだ使い始めたばかりですが、今のところiPhone Xは好感触ですね。
一般的なAndroidスマホくらいのサイズで持ちにくくもないですし、動作もサクサク。画面の大きさも対応アプリが増えていけばさらに満足できることでしょう。
今後も何度かiPhone X関連記事を執筆予定なので、そちらでも使用感について度々触れていきます。合わせてチェックしてみてください。
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